住宅ローンの金利推移は今後どうなる?
2019年の住宅ローン金利はマイナス金利政策のおかげもあり、超低金利となっています。
そのため、住宅ローンの申し込みを行なうには今が最適だとも言われています。
しかしこの低金利はずっと続くわけではなく、今後オリンピックが終わった頃に上昇するのではないかと多くの人が予想しています。
そのため、今までの住宅ローンの金利推移を振り返ると共に、今後の住宅ローン金利推移の見通しを詳しく紹介していきます。
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過去30年間の金利推移をグラフで解説
上記のグラフでは過去30年間の住宅ローン金利推移の様子を大まかに表したものです。
このグラフを見ると、90年を過ぎたあたりから金利が大きく上昇していることがわかるかと思います。
一旦金利が上昇したものの、その後の金利は全体的に引き下げられており、現在に至るまでどの金利タイプにおいても2.0%から4.0%前後で安定しているのがみてわかるかと思います。
また、2019年現在では住宅ローン利用者の半数以上が一番金利の安い変動金利型を利用しているということもわかっています。
2019年の金利推移
先程のグラフでもみましたが、2013年あたりから住宅ローン金利はすべての金利タイプでも横ばいで安定しています。
また、現在は地下総額が上がっていることと、不動産ブームが来ているということもあり、住宅ローンの需要が拡大しています。
2020年以降・オリンピック以降の金利推移予想
そんな住宅ローン金利ですが、気になるのは今後の金利推移なのではないでしょうか?
オリンピックのあとに住宅ローン金利が上がるのではないかなど、専門家たちの間では様々な予測がされています。
アメリカの中央銀行FRBが景気過熱抑制のため政策金利を段階的に引き上げました。
アメリカの金利政策は日本の金利にダイレクトで影響を及ぼすので、金利が上昇するのではないかとの予測もされています。
今のところは日本の金利には影響はでておらず、すぐには金利が上昇するということはなさそうです。
しかし、この低金利の状態で株価が上昇した場合、政策金利が値上げする可能性は十分にありえます。
そのため2021年以降、早ければオリンピック後にはいつ金利が上昇してもおかしくないと考えておきましょう。
今後10年の住宅ローン金利推移予想
今後10年の住宅ローン金利ですが、結論からいうと、現在(2019年)の金利よりも上昇しているのは間違いないでしょう。
2018年に日本銀行が金利の変動を現在のプラズマイナス0.2%ほどまで拡大するということを発表しました。
しかし1年ほどたった今、住宅ローン金利は下がるとこまで下がっているといえるでしょう。
そのため、この発表は今後住宅ローン金利が上昇するということを示唆しているともいえます。
実際、この日銀の発表後に10年国債利回りが上昇していますし、いつ住宅ローン金利が上昇してもおかしくはないでしょう。
住宅ローン金利は今後10年で以下のような流れで上昇していくと考えられます。
1国の金利が上昇
2.債券価格が低下
3.利回りの上昇
4.固定金利が上昇
5.変動金利が上昇
住宅ローン金利は上記の流れのように、変動金利よりも先に固定金利が上昇するといわれています。
低金利の今なら変動金利で借りた方が固定金利よりもお得ですが、金利が上昇した際に固定金利よりも金利が高くなってしまう可能性が十分あります。
今後金利上昇の可能性がかなり高いので、低金利の今のうちに固定金利の住宅ローンを借りることをおすすめします。
住宅ローン申し込みは2019年までがおすすめ!その理由は?
いかがでしたか。
ここまで解説してきたことをまとめると、住宅ローン金利は現在かなり低い段階にあり、ここからさらに最低金利を記録する可能性はかなり低いです。
そして、今後10年で住宅ローン金利が上昇していく可能性がかなり高いです。
そのため、低金利の2019年のうちに申し込みすることをおすすめします!
また、今後住宅ローン金利が上昇していく可能性を考えると、低金利の今に固定金利で申し込みすると良いでしょう。