住宅ローン固定金利と変動金利どっちがお得?
住宅ローンの金利って大きく分けて固定金利と変動金利があってどっちを選んだほうが得なのか悩みますよね。
住宅ローンを選ぶ際にこの金利について悩む人は多いはずです。
今回はそんな悩みも解決出来るようにどっちの方がお得か詳しく見ていきたいと思います。
固定金利と変動金利の大きな違いとは?
まずは固定金利と変動金利について大まかな違いを説明します。
以下の画像を御覧ください。
こちらが変動金利のグラフになります。
後ほど詳しく説明しますが簡単に「返済途中に定期的に金利が見直されるタイプのローンです」
こちらが固定金利のグラフになります。
こちらも同様に後ほど詳しく解説しますが、簡単には「借り入れた時からあらかじめ決められた期間で金利が固定できるタイプのローン」です。
変動金利と異なり、金利上昇のリスクがないのが固定金利の特徴です。
リスクが低い分、その分金利は高めに設定されています。
つまり返済期間中に金利が変わるか変わらないかが大きな違いとなっています。
固定金利のメリット・デメリット
住宅ローンの返済を計画的に考えたい方は、固定金利の方が向いているでしょう。
金利の変動がないため、計画的に返済プランを立てることができます。
一方で固定金利のデメリットとしては、
基本的に変動金利より高めに設定されている固定金利。 2019年のような超低金利時代だと圧倒的に変動金利の方がお得です。 返済総額もかなり異なります。 返済総額を減らして趣味や家族のためにお金を使いたい方なら、変動金利の方が向いています。
変動金利のメリット・デメリット
続いて変動金利について説明します
変動金利のメリットは
固定金利より金利が低いのが変動金利のメリットです。
固定金利と変動金利では返済総額が、かなり異なってきます。
返済総額を抑えたいという方にはぴったりです。
現在は超低金利と言われているので、変動金利の恩恵を受けるチャンスです。
一方でデメリットは
金利が上昇してしまうと、予想していた返済額よりも多く返さないといけなくなります。
その結果、月々の返済が増え、生活が苦しくなるなど影響も大きいです。
変動金利で借りる注意点として、ニュースをしっかり見ることです。金利上昇に備えて借り換え対策を考えたりできる 、勤勉な方に向いているとも言えます。
固定金利と変動金利どっちがお得なの?
結論から言うと「固定金利」の方が良いと言われています。
現状では低金利が進んでいるため変動金利のほうがお得と思われがちですが、 長期的に考えると金利の上昇可能性も考慮して「固定金利」の方が安定的でお得です。
超低金利時代と言われ、上昇する気配がありませんでした。
ですが2019年12月には国債の金利上昇。 その影響で住宅ローンの金利も少し上昇しました。
誰も正確な予測はできませんが、少なくともこれ以上は下がりにくいという意見は濃厚です。
また変動金利に目が行きがちですが固定金利も、 過去と比べるとかなり低いです。
以前まで変動金利でリスクを背負っていた方も、 今の固定金利の金利の低さと安心さに惹かれ、借り換えを行っています。
もちろん個人の都合にもよると思いますが、固定金利は魅力的ですね。
固定金利の種類
固定金利の種類は大きく「全期間固定金利」「当初引き下げ固定金利」の2つがあります。
当初引き下げ固定金利は変動金利よりも低く設定されていることがあります。
引き下げ期間が終わってもフラット35(全期間固定金利)よりも低い金利が適用されます。
まとめ
固定金利のほうがお得ということを伝えましたが、最後にその中でも固定金利に向いている人の消化をします
固定金利が向いている人
- 借入額が多い人
- 返済期間が長い人
- 借り入れ期間が短く短期間で返済する予定の人
- 返済額を固定したい人
- 金利の動向に振り回されたくない人