全期間固定金利型住宅ローンは金利が借り入れした時から返済満了日までずっと同じ金利が適用される住宅ローンで、またの名を＜全期間金利固定型住宅ローン＞/＜全期間固定型住宅ローン＞/＜長期固定金利型住宅ローン＞とも言います。
様々な金融機関で全期間固定金利型住宅ローンの商品を取り扱っていますが中でも代表的なのが＜フラット35＞です。全期間固定金利型住宅ローンは借り入れから返済が終わるまで金利が変わらないため、長期に渡る住宅ローンの返済計画が立てやすく金利が上昇しても安心です。従って全期間固定金利型住宅ローンは変動金利型のローンと比べて家計の管理がしやすい住宅ローンであると言えるでしょう。

固定金利では金利情勢の影響を受け無いため変動金利とは異なり将来の金利上昇によるリスクを抑えることができ、また借り入れの段階でローンの総支払い額を計算できるというメリットがあります。逆にデメリットとして変動金利型のローンより金利が高い、低金利の時に契約しないとずっと高金利のままであるため契約前にはローンの利率に細心の注意を払う必要があります。
このように固定金利型住宅ローンはなるべく低金利の内に借り入れをすることが大きなポイントとなります。
変動金利よりも概して利率が高めではあるのですが、フラット35のように長期間低金利で保証料/繰上返済手数料を0円にして契約できる商品も存在します。
固定金利型住宅ローンを検討する際は無理の無い返済のために綿密な計画を行った上での利用を心がけましょう。