先ほども言ったように住宅ローンは長期的な高額貸し付けとなりますので、収入面や勤務体系などが慎重に見られることになります。

特に派遣社員の人は正社員と比べて解雇などのリスクが高いと考えられているために、融資をする金融機関側も慎重になることが予想されます。


まず収入面においてですが基本的に民間金融機関では300万円くらいをボーダーに設定する銀行が多いようです。

しかしこれは一概には言えなくイオン銀行などは100万円、ソニー銀行は400万円などそれぞれの銀行などによって変わってきます。

契約や派遣社員と言ってもそれなりに給与をもらっていれば全く問題はありませんが、ボーダーぎりぎりのところに申し込むのはあまりお勧めできません。

また勤続年数においていうと正社員の人であれば3年くらい務めていれば住宅ローンを認められると言われています。

ですので派遣社員の場合には同じ3年もしくは5年くらい経っている方が信用度としてベターであると言えます。

会社が頻繁に変わっており、お休みの期間などがある人はおそらく審査で落とされてしまう可能性が高いと思いますので注意が必要です。


銀行は継続的で安定している収入があるかどうかを軸に審査をしていると言うことを覚えておきましょう。

これは派遣社員のみに限らず正社員の方でも良くあることなのですが、カードローンやクレジットカードのリボ払いなどにおいて借り入れの残高がある人に関しては住宅ローンの審査に通らない可能性が高いと言われています。


住宅ローンの融資の条件として残りの残高を返済すれば融資を行いますよ！


なんて条件を突き付けてくることも良くある話のようです。

正社員の方と比べるとより派遣社員の方はより慎重にこの辺の部分を見られることになると思いますので、ローンやリボ払いの借り入れ残高が残ってしまっている人は一度０にしてから受けることが理想的です。

またこれは当たり前のことですが住宅ローンでは個人信用情報をしっかりとチェックします。

そもそもクレジットカードやカードローンの返済情報に問題がある人は無論審査に落ちることのほうが多いでしょうし、スマートフォンなどの本体代を分割して支払っていて遅延などを繰り返している人も同じく審査に通らないことが多いでしょう。

住宅ローンを調べ行くうえで必ず出てくるのが“フラット35”という言葉だと思いますが、これは銀行系のものとは違い、楽天銀行系のフラット35に関しては国が実質管理している住宅ローンで、長期固定金利での貸し付けを行うことで住宅購入のサポートをしていくことを目的として行っている機関です。

そのため年収などのハードルも通常の銀行系に比べると低めに設定されています。

また手数料などの面においてもお得に利用できる部分が多く、例えば通常であればかかる保証料が０円であったり、繰り上げ返済手数料が0円だったりととにかくお得に利用することができます。

また金利も業界の最低基準と謳っているほどの低さですので、あまり収入などが多くない人も無理なく利用することができる住宅ローンとなっています。

もしこれから住宅購入をしたいと考えている派遣社員の方がいるのであればチェックしてみてはいかがでしょうか？

派遣社員の方でも住宅ローンを利用することは可能であると言えますが、正社員の方と比べてしまうと収入面や勤務体系などで慎重な審査などが待っていることは間違いないようですね。

銀行系などの住宅ローンは特に厳しいと思いますので、年収基準の低い銀行などを利用するかフラット35などの住宅購入支援機関を利用することをおススメします！

マイホーム購入を諦めずに自分にあった住宅ローンを探していくことが重要ですよ！