住宅ローンには大きく分けて変動金利と固定金利が二種類ありますがそれぞれメリットがあります。

固定金利に関しては金利がずっと一定のまま借りられますので、市場の金利が上昇した際にも変わらず同じ金額で支払っていけるのに対して、変動金利に関しては初期設定が固定金利よりも安くされていることが多く、安い金利で支払っていけますが金利が上昇した際には固定金利よりも高い金利で支払っていかなくてはならないというリスクを抱えています。

♦20年固定金利は金利が低く設定される！

ここで本題に戻りますが20年固定金利とはその名の通り20年間固定の金利で住宅ローンを組むことができるシステムで、「当初固定期間引き下げ型」なんて呼び方をしています。

20年間固定金利で住宅ローンを組んだ際には通常固定金利で組む金利の設定よりも適用金利が低く設定されます。

20年以上のローンの場合には借り入れから20年後に変動金利へと切り替わるというものになっています。

20年間固定金利で住宅ローンを組んだ際のメリットをご紹介していきたいと思います。

返済のうえで乗っかってくることになる利息ですが、これは元金と金利によって大きく変わります。

元金が大きければ大きいほど金利による利息も膨らむことになりますよね。

そのため元金が大きいうちはなるべく金利を低く設定をしたほうが賢いと言えます。

20年固定金利型であれば通常の固定金利よりも安く設定することができますので、金利を低く固定金利で返済をしていくことができます。

もし仮に20年後変動金利へと切り替わったとしても、元金を20年間で減らしていけているはずですので、そこまで金利が上昇しても支払い開始時期と比べれば金利による返済額の差がそこまで生まれなくなるわけです。

また金利を安くするために変動金利を選んだ際には常に相場の動きを気にしていかなければ損をしてしまう可能性もありますので、仕事をしている人は結構な負担になってしまったりもします。

20年固定金利であれば低い金利で20年間は固定されていきますので、難しいことを考えずとも返済をしていくことができるので利用する人も多いのです。

20年固定金利は住宅ローンの中でも安全かつお得な借り入れをすることができるシステムだと思いますので、あまり金利の推移を見ていく自身などがない人に関してはすごくおすすめの借り入れ方法だと思います。

通常の住宅ローンを組んだとしても20年あたりで見直しがあったりもしますので理にかなっているローンの組み方だと言えるでしょう！