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利率で損をしないために!変動型住宅ローンの金利の仕組みとは

変動金利タイプの住宅ローンは最安値の利率となっていますが、逆にリスクも孕んでいると言えます。

よって固定型と同じようなものだと思って選択してしまうのは危険です。

それぞれのローンが持つ仕組みの違いをしっかりと把握してこそ、住宅ローンを安全に利用できると言えるのです。

今回は住宅ローンのタイプの一つである変動金利の仕組みについて詳しく解説していきたいと思います。

変動型の住宅ローンが変化する仕組み

変動型の住宅ローンが持つ最たる特徴として、固定型とは異なり金利が変動することが挙げられます。

固定型住宅ローンは設定した期間中であればずっと利率が変わらないタイプのローンなので、その逆の特徴を持っているのが変動型の住宅ローンであると言えるでしょう。

このように利率が変わってしまうのは銀行の短期プライムレートの動きと連動しているためです。

銀行の利率は短期プライムレートと繋がっている

短期プライムレートというのは銀行が1年以内の短期間で、融資をする際に適用する金利のことです。

またプライムという名の通り最も優遇された利率での貸し出しということにもなります。

この短期プライムレートはさらに中央銀行の政策金利と連動しています。

日銀が民間の銀行に融資する際の利率に、銀行側がリスク分を上乗せして短期プライムレートを決定しています。

変動型住宅ローンの利率が短期プライムレートの動きと連動しているのは、日銀による政策金利の影響を受けるためであると言えるのです。

景気の動きによって銀行の利率が左右される

日銀が民間の銀行に融資する政策利率は経済状況に左右されます。

景気が悪いときは経済の動きを活発にする必要があるので、政策利率も低くして市場にお金が流れやすくします。

逆に景気が良くなれば利率を引き上げて抑制を図ります。

このように変動型の住宅ローンの場合はいわゆる経済状況による相場の影響で利率が変化するので、景気が悪ければ低い利率で借り入れすることができますが、景気が良くなればそれに伴って利率も引き上げられるという仕組みになっているのです。

変化型の住宅ローンは一定のペースで金利と返済額が見直しされる

変動型住宅ローンの利率がどのような仕組みで変化するのかがわかったところで、さらにその仕組みを詳しく見ていきたいと思います。

銀行の利率となる短期プライムレートは日銀の政策金利により定められるとお話したと思いますが、こちらの利率はさらに刻一刻と変化するので定期的な見直しが行われます。

住宅ローンの利率が半年に1回見直される

固定型とは異なるもう一つの特徴として、変動型住宅ローンの利率は半年に1回見直しされます。

前述したように短期プライムレートは実際のところ刻一刻変わっており、毎月利率を変えることも可能なのですが、さすがにそのような早いペースで金利を適用してしまうと、銀行側も利用者側も利率による変化を把握するのが大変になります。

よって半年に1回のペースごとに利率が適用されるという仕組みになっています。

しかし短期プライムレートは政策金利とも連動していますので、相場が急激な変化を見せた場合はいつもとは異なるタイミングで利率が変化する可能性もあります。

返済額も5年に1度のペースで変化する

変動型住宅ローンの場合は利率だけでなく、返済額も5年毎に見直しが行われます。

利率が半年に1回見直しされるとなれば、返済額も同じペースで変わるのではと考えた方もいらっしゃると思いますが、こちらの場合は5年を堺に1年目~5年目→6年目~10年目というような形で見直されます。

したがって変動型住宅ローンの返済額は35年借り入れたとしても、金額が見直しされるのはトータルで7回までとなっています。

利率と一緒に上げられる返済額には上限がある

利率と返済額がそれぞれ半年に1度5年に1度見直しがされるとなれば、結果的に返済額が天井なしに上がっていくのではと不安になりますよね。

変動型住宅ローンの短期間プライムレートは相場に合わせて、銀行側が変えることができるため返済の金額も、上げようと思えば好きなだけ上げられるように見えます。

しかし見直しが入った場合でも以前の金額に対して、1.25倍までという上限があるので利率が上がったとしても返済額がどこまでも上昇するというわけではありません。

よって相場の動きで急激に金利が上昇したとしても、返済額が同じ勢いで釣り上がるということも無いので、利用者側が大混乱に陥ることも無いと言えます。


変動型住宅ローンの金利についてしっかりと理解しよう

今回は変動金利の住宅ローンがどのような仕組みになっているのかについて解説させていただきました。

こちらの場合は短期間プライムレートの変化による利率の見直しが入るとはいえ、返済額の見直しは5年ごととなっていますので、よほどのことが無い限り急激に返済負担が増えるということはありません。

しかし利率が上がるということはそれだけ元金の返済が少なくなるということも忘れてはいけません。

元金返済が進まない限りは利息の返済も終わらないので、結果的に総返済額が増えてしまうという結果に繋がります。

変動型住宅ローンを利用する際にはしっかりと金利の仕組みを理解した上で検討することをおすすめいたします。

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