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住宅ローン借り換え時のメリットがよりわかる計算方法

住宅ローンの借り換えを行う際に重要なのは、新たにローンを乗り換えることでメリットが発生するか否かであると言えます。

そもそも借り換えは現在よりも返済負担を少なくするために行うものですので、逆に損をしてしまうのであれば別のローンで契約をする意味もありません。

そこで住宅ローンを選ぶ際に役立つのが借り換えメリットを計算する方法です。

今回は住宅ローンの借り換えメリットを計算で割り出す方法について詳しく解説していきたいと思います。

住宅ローンの借り換えはメリットがある場合に行う

住宅ローンの借り換えでは借り入れ先を別の銀行に移すことになります。

もう少し具体的に言うと借り換えをした銀行が、以前借り入れをしていた銀行に負債を完済しその返済を契約者が行うというものです。

メリットがあるかどうかが分岐点

このように借り換えをした場合は住宅ローンの負債を、肩代わりしてもらった銀行に対しての返済が発生します。

また借り換えの申し込みでは初めて契約したときと同じように諸費用も計算し支払う必要があります。

そうしてまで別の銀行を選ぶのですから当然メリットがあるかどうかは大事な指標となります。

住宅ローンの借り換えメリットはこう考える!

現在よりも金利の低い住宅ローンへ、うまく借り換えをすることができれば総返済額を減らすことも可能です。

しかし前述したように別のローンと契約する場合は、新規で契約をすることになりますので、事務手数料や登記費用などの高額な諸費用も発生します。

諸費用と手間コストを考慮に入れておく

つまり住宅ローンの借り換えで発生する諸費用から考えると、総返済額の軽減分から借り換え諸費用をマイナスした金額で、いくらのメリットになるかという計算になります。

もっと突っ込んで言うと住宅ローンを借り換えする際には、諸費用の他にも審査のため必要書類を準備する手間も発生するため、そちらにかかるコストも考慮に入れる必要があります。

よってこれらの要素から総返済額の軽減分-借り換え諸費用-手間コストによっていくらのメリットが出るかを計算することができます。

住宅ローンの借り換えメリットを計算する方法

それでは住宅ローンの借り換えメリットを計算する、具体的な方法について順番に説明していきたいと思います。

ステップ1:総返済額の軽減分を算出する

まずは住宅ローンの借り換えによって総返済額がいくら減るのかを算出していきます。

軽減金額の計算式については以下のようになります。

総返済額の軽減分=現在の金利での総返済額-借り換え先の金利での総返済額

現在の金利での総返済額については住宅ローンの残高を確認します。借り換え先の金利での総返済額はインターネットで、無料シミュレーションを検索し総返済額を求めることができます。

ちなみに変動金利である場合も将来金利が変動する可能性に関係なく、現状の金利を用いて総返済額を算出します。

ステップ2:借り換え時の諸費用を算出する

次に住宅ローンの借り換えを申し込みする際の諸費用を合算します。

一般的には保証料をはじめ事務手数料 /登記費用/印紙代/抵当権設定費用/保険料などが発生します。

金融機関によってはネット銀行のように保証料が無料になる住宅ローンも存在しますので、新たにローン契約する予定の銀行でどの諸費用が必要になるのかを確認しておきましょう。

ステップ3:借り換えにかかる手間コストを算出する

次に住宅ローンの借り換えでどの程度の手間コストがかかるのかを割り出します。

手間コストの計算式は以下のようになります。

手間コスト=借り換え準備の作業時間×見込み時給

たとえば借り換え先の住宅ローンを比較検討する時間も準備時間に該当しますし、他にも申し込み用紙をはじめとした、必要書類を揃えたり記入したりする際にもそれなりの時間がかかります。

また書類を市役所に取りに行く際の時間も同様です。これらのことを踏まえて最初に、新規で住宅ローンを借り入れした際にかかった作業時間を思い出してみましょう。

一般的に借り換え準備にかかる時間は、最低5時間から最大10時間ほどかかるとされています。

時給は準備を行う人の年収からある程度の目安で決めておきましょう。

ステップ4:借り換えでいくらのメリットになるのか算出する

以上で住宅ローンの借り換えメリットを計算する準備ができました。

ステップ1~3で算出した金額を前述した総返済額の軽減分=現在の金利での総返済額-借り換え先の金利での総返済額の式に当てはめて、いくらのメリットになるのか算出してみましょう。

メリットを表す金額から借り換えをするか否かのジャッジを行います。

住宅ローン商品はたくさん存在しますので複数の金融機関から借り換えメリットを計算してみると、どの商品が自分に向いているかもよりわかりやすくなるはずです。


色々な住宅ローンの借り換えメリットを計算してみよう

今回は住宅ローンの借り換えメリットを計算する方法についてご紹介させていただきました。

現在はマイナス金利の影響で店頭表示されている利率も、比較的最低水準のものが多くなっていますが、金融機関によってそれぞれ特徴があるので借り換えメリットもそれぞれ異なると言えます。

よっても借り換えのときも初めて住宅ローンを選んだときと同じく、様々な金融機関の商品を比較検討する必要があります。

この記事で紹介した計算方法を利用して、各金融機関の借り換えメリットを比べた上で住宅ローンの借り換えを行うようにしましょう。

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