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今更人には聞けない!住宅ローンの計算方法

月々に支払う住宅ローンの返済額を求める際に、最も注目すべきはその契約プラン内容です。

なぜなら、選んだプランが固定金利か変動金利かによって計算方法は大きく変わってくるからです。

ここでは住宅ローンにおける固定金利と変動金利それぞれの特徴をご説明し、その計算方法を詳しくご紹介します。

固定金利の計算方法

ここでは住宅ローンで固定金利のプランを選択した方に向けてのその額の求め方をご紹介します。

計算式

固定金利型の住宅ローンの毎月の返済額の求め方は2通りあります。

ここでは、それぞれの求め方をご紹介します。

①エクセルを利用する方法

エクセルを利用した求め方では、PMT関数という関数を利用します。

手順としましては、まず以下のようにします。

=PMT(利率,返済回数,現在価値)

すべての箇所に数字の入力し、Enterキーを押すと結果が表示されます。

また、表示される結果は-がついた値が表示されますが、これは支払う額という意味の-なので気にしなくても大丈夫です。

②電卓を利用する方法

電卓を利用した求め方はエクセルよりも少しだけややこしいですが、以下の式になります。

借入額×{利率(1+利率)返済回数/÷(1+利率)返済回数-1}

この計算式に数値を当てはめて表示された値が月々に支払う額です。

参考例

それでは実際に住宅ローンの返済額を決めて参考例を挙げてみましょう。

ここでは、100万円の借入を行い、金利が年利1.0%、これを10年かけて返済する予定の固定金利プランだと仮定します。

この場合、①のエクセルなら

=PMT(0.01/12,10*12, 1000000)

このようになります。

ここで少しご説明させていただきます。利率は年利1%なので月利に変換するために12で割ります。そして、10年かけて返済するのでこれを月に変換するために12をかけます。このように、月々支払う額を算出する場合には1年を1ヶ月に変換するために12で割ったり、12をかけたりする必要があります。

この場合、②なら

1000000×{0.01(1+0.01)10×12÷(1+利率)10×12-1}

この値を求めると、月々の支払い額が算出されます。こちらも返済回数を月に変換するため返済回数に12をかけています。

変動金利の計算方法

ここでは住宅ローンで変動金利のプランを選択した方に向けてその額の求め方をご紹介します。

と言っても、変動する金利の変化を予知することはできないので、完璧な支払い額を求めるのは不可能です。

しかし、なんとか近いところまでは求めることはできます。

計算方法

最初に注意しておくと、こちらの求め方はエクセルを普段使わない方には少し難しいかもしれません。

この求め方に必要な情報は、金利・返済額・利率・元金・残高の5つです。

金利は住宅ローンを開始時のものを利用するとして、金利以外は求める必要があります。返済額は

=PMT(利率/12,返済回数,現在価値)

で求めることができます。

利息は現在価値*金利/12で求めることができます。

住宅ローン返済における元金は返済額-利息で求め方でき、借入額-元金で求めることができます。

これらを求めることができたら、それぞれを金利・返済額・利率・元金・残高の順にエクセルの1行目に横並びに代入します。

その後、1行目にコピーしたものを2行目に貼り付けます。

しかし、そのままだと2行目の利息と残高がおかしいので、利息は1行目の残高×金利÷12、残高は1行目の残高-元金で求めた値を2行目には代入します。

ここまで終われば、2行目を1行目として返済回数分したの行にコピーします。

住宅ローンの返済回数が10年の場合は、10×12で120行までコピーします。

変動する分を設定する

後は金利の変動を自分で予想して、先程作ったエクセルの表の金利の部分に代入していきます。

例えば、最初の金利が0.05%と仮定し、1年毎に金利が0.01%ずつ上がっていくとします。

この場合、金利の12行目、24行目・・・と12行毎に0.01を+していきます。

もちろんこれが半年毎なら6行目、12行目・・・といったように6行毎に金利に0.01を+します。

こうするとエクセルの金利以外の箇所も、入力した値に連動して変化するので、月々の支払い額を求めることができます。

少し難しいですが、この求め方を利用すれば変動金利型の住宅ローンも、なんとか近い値まで求めることができます。

住宅ローンを利用する際は事前にしっかり求めるべき

住宅ローンを利用する前の求め方は非常に大事です。

特に予想を立てやすい固定金利のプランの場合は、簡単に求めることができるのでぜひ利用を検討している方は計算してみてください。

自分が住宅ローンに月々いくら支払うのかといったことを理解していないと、給料のいくらを生活費に使って良いのかといったことが分からなくなってしまいます。

快適な日々の生活を送るためにも、住宅ローンの求め方はしっかりと知っておくことをオススメします。

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