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必ず計算して確認を!住宅ローンにおける総支払額の重要性

住宅ローンは一生の中で間違いなく最も高い買い物であると言えます。

購入したあとに失敗したと思っても日常生活で行うような買い物のように、気軽に購入しなおすということはほぼできません。

あとあと後悔のないように総支払額を必ず計算してから、それぞれのローンを比較検討するべきであると言えます。

今回は住宅ローンの総支払額がいかに重要な要素を占めているかについて解説していきたいと思います。

住宅ローンの計算の中で総支払額はかなり重要

現在金利が大幅に下がったことにより住宅ローンで、家を購入することを検討している方もたくさんいらっしゃると思います。

そんな方々にまず知っていただきたいのは返済における総支払額についての知識です。

審査よりも返済に重点を置いて計画を練る

住宅ローンを利用するためには審査に通らなければならないのですが、たとえ審査に通ったとしても銀行が返済可能だと判断した金額しか借り入れすることができません。

よってまず考えるべきは審査の結果よりも返済のことであると言えます。

住宅ローンの総支払額がいくらになるのかは、最終的には銀行の判断によるのですがこちらが実際の返済額となるので、計算やシミュレーションなどである程度の目安を測るぐらいはしておくべきです。

金利ごとに算出される金額の差が大きい

たとえば一般的な借入額とされている3,000万円で、35年の住宅ローンを契約し金利がそれぞれ0.6%代~2.0%であると仮定して考えてみます。

各金利で総支払額を計算してみると0.625%である場合は3340万8,564円、以下1.0%である場合は3556万7,998円、2.0%であれば4173万9,109円となります。

ご覧のように金利によってかなりの差がつくので、いくらの支払いになるのかを把握しておくことは非常に重要であると言えます。

様々な金利パターンの返済額から検討することが大事

返済する金額の中には金利が含まれていることも忘れてはいけません。

上記の住宅ローンの総支払額からすると、金利だけでも300万円~1,000万円のお金を支払う計算になります。

ローン返済では金利による支払いが発生するので、できるだけ金利が低い商品を選ぶことも必要です。

しかし気をつけたいのは店頭表示されている金利が、必ずしも適用されるわけでは無いという点です。

実際の適用金利はやはり審査してから判明します。そのためシミュレーションする際にも自分の経済状況を基に、一定の金利のみで予測を立てるのはおすすめしません。

0.6%~0.625%のようにある態度幅を持たせて、総支払額のパターンを予想しておくことが肝要です。

金利やオプションよりも総支払額を最優先に見ることが大事

住宅ローンでは金利や付加価値としての補償サービスに目がいきがちですが、最も優先して比較するべきなのは総支払額であると言えます。

いくら安い金利で契約したとしても実際の総支払額が、別のローンよりも高かったというパターンも存在するからです。

ここでは住宅ローンを総支払額で比較するべき理由をいくつか取り上げていきたいと思います。

変動金利は利率が安いけれど将来的なリスクを抱えている

たとえば変動金利の住宅ローンで契約した場合、最初に契約した時点では最低基準の金利で返済できますが、こちらの場合は金利相場の影響を受けて利率が引き上げられるリスクを抱えているため、経済の動きによっては利率が上がった際に返済額も増えてしまう可能性があります。

つまり変動金利は返済の途中で利率が変化する可能性があるので、金利の安さで選んでも最終的にお得になるとは限らないのです。

固定金利はベース金利が高いため返済額の確認が必須

固定金利はずっと同じ利率を適用できるため将来的に、住宅ローンの利率が上がってしまうリスクを回避することはできます。

ただ固定金利には全期間固定型当初期間固定型と異なるタイプに分かれます。

全期間固定型は完済まで利率がずっと同じですので、総支払額がいくらになるかも計算しやすく返済計画が立てやすいと言えます。

しかし変動金利よりもベースとなる金利が高いので、比較的低い金利を設定できても最終的に返済額を見てみないことには、本当にお得であるかどうかはわかりません。

当初期間固定型は最終的には変動金利と同じ

一方当初期間固定型は2年固定/10年固定のように固定期間が定められており、期間が過ぎると金利を見直す必要があるため本質的には変動金利と同じようなものだと言えます。

よって当初固定型の場合は全期間固定型のように、常に金利が一定であるとは考えず将来的に利率が上昇するかもしれないというリスクも考慮しておくべきであると言えます。

諸費用も住宅ローンの総支払額の中に考慮しておく

住宅ローンでは金利の他にも契約時に保証料や事務手数料などの諸費用がかかります。

ネット銀行などは保証料が0円となっておりその分、総支払額も200万円ほどお得にできるためこちらも負担を減らすには最適であると言えます。

しかし銀行によっては補償が弱いといったデメリットを抱えていることもあるので、よくよく住宅ローンの内容を確認しておくことも大切です。

各銀行には得意とする面もありますし、商品によって様々なサービスを展開していますのでローン選びも難航するとは思います。

しかし金利も諸費用も全て返済額に含まれるので、まずは返済にいくらかかるかを見るべきであると言えます。

総支払額をシミュレーションなどで計算してから、その他の内容を見るようにすると迷う要素もぐっと減るでしょう。


住宅ローンを比較する上で最も重要なのは総支払額である

今回は住宅ローンにおける総支払額の重要性について解説させていただきました。

不動産屋であっても住宅ローンの総支払額について説明しないことがほとんどです。

大抵は付加価値となるサービスを推すような形で、セールストークをしてくると思われますが、住宅ローンにおいては何をどう言われても、最終的に重要なのは総支払額であるということを頭に入れておきましょう。

そのうえ商品のオプションサービスや金利や諸費用を考慮に入れ、総合的な目線を持って返済計画を練っていきましょう。

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