新生銀行で住宅ローンの借り換えを行う時の流れをご紹介!
住宅ローンの借り換えもほとんどの手続きを自宅にいながら行うことができます。
その反面、対面での相談機会が少ないので、自身で基本的な流れをあらかじめ押さえておくことが大切です。
借り換えの大きな流れ
新生銀行は申し込みから融資の実行まで1か月半以上かかることがありますので、余裕を持った手続きをしましょう。
また、書類に不備があると余計に時間を費やしてしまうので、不明な点は新生銀行の電話窓口を使いましょう。
ステップ1
新生銀行で審査の申し込みをします。WEBまたは郵送で審査をします。
郵送の場合はWEBサイトから、申込書をダウンロードしたものを使用すると時間の短縮ができます。
まだこの時点での来店は不要です。その後、審査に必要な書類の連絡が新生銀行からありますので、郵送にてやり取りをします。
基本となる書類は下記の通り(会社員・確定申告なし場合)
必要書類(いずれもコピーを提出)
・健康保険証
・住民税の課税証明書、住民税課税決定通知書、源泉徴収票のいずれか1点
・既存の住宅ローンの返済予定表
・既存の住宅ローンの返済状況がわかる通帳のページ直近6ヶ月分
・給与明細の直近1回分
・賞与明細の直近1回分
・その他にも借入がある場合は返済予定表と直近3ヶ月分の返済状況の分かる通帳のページ
・重要事項説明書(不動産を契約した際に手元にある書類です)
・不動産の謄本(法務局で入手できます)
下記のものは新生銀行から郵送されますので、記入の上、返信します。
・団体信用生命保険における申込書兼告知書の原本
・団体信用介護保障保険申込書兼告知書の原本
ステップ2
書類の提出後、7営業日ほどで新生銀行の審査の結果が出ます。
審査が通れば、既存の住宅ローンの借り入れ先へ完済の申し込みをします。
新生銀行の融資実行日=既存の住宅ローン完済日で日付を設定しますが、新生銀行では手続きに1ヶ月ほどかかるので、今の借入先には1ヶ月程度先で完済日を設定します。
■借り換えるということ
住宅ローンの借り換えでは新しい住宅ローンで既存の住宅ローンを一括返済することになるため、今の借入先で完済の手続き及び、今の抵当権の抹消の手続きが必要です。
新生銀行の融資実行日に融資金で、既存の住宅ローンを完済し、同時に抵当権の抹消と新生銀行の新しい住宅ローンの抵当権の設定をすることになります。
抵当権は完済したからといって自動的になくなるものではないので、既存の住宅ローンの抵当権の抹消の手続きを行います。
もっとも、司法書士が手続きを行うので、心配する必要はありません。
審査通過後
ステップ3
新生銀行の借入内容の確定と確認を行います。こちらは電話にておこないます。
借り入れの金額、期間、金利条件、ボーナス返済の利用の有無、スマート返済の利用の有無、パワーポケット機能の利用の有無、安心パックダブルの利用の有無、現在の住宅ローンの完済日当日の手続きについてなどを確認していきます。
その後、いよいよ面談で最終手続きです。ほとんどの手続きがネットで完結していましたが、最後の契約では司法書士との面談がありますので、新生銀行への来店が必要になります。
面談日までに契約書類一式が新生銀行より送付されます。電話で確認を行った内容で書類が届きます。
ステップ4
契約を行います。この時は対面での契約になりますので、来店が必要になります。担当司法書士と面談します。
登記の手続きには、司法書士会の報酬を含め、費用が発生します。こちらに関しては、この来店の際の面談で説明があります。
契約者本人以外に連帯保証人や担保提供者がいる場合は、連帯保証人や担保提供者分の書類も必要で、同時に来店が必要です。
ステップ5(ゴール)
融資実行日には、既存の住宅ローンの借入先へ契約者本人と担当司法書士が出向き、抵当権抹消の書類を受け取り、これをもって、法務局で登記手続きを司法書士が行います。
この日に新生銀行の融資の実行がされ、借り換えが完了します。
以降はのローンの返済先が新生銀行になります。
まとめ
その反面、郵送のやり取りは時間が取られますので、計画的な借り換えスケジュールで、スムーズに進めたいところです。
書類を集める際も滅多に利用しない法務局などへ行くことになりますので、事前に大きな流れのイメージを掴んでおきましょう。
住宅ローンの借り換えは金利が低い今がチャンスです。
借り換えによる返済額の軽減がどれくらいできるかを新生銀行のWEBからシミュレーションできますのでまずはそこから始めてみましょう。