住宅ローン初心者のための特に手間がかかる必要書類を解説!
住宅ローンを申し込みする際には多種多様な書類を準備する必要があります。
金融機関のホームページには審査で提出するための必要書類が記載されていますが、その数の多さに驚いた人もたくさんいらっしゃると思います。
本人確認書類のほかに物件に関する書類も揃えなければならないので、実際全て揃えるまでにはそれなりの時間がかかります。
よって申し込みの準備に関してはある程度の時間がかかることを見越して、スケジュールを立てておく必要があると言えます。
今回は住宅ローンに申し込みする人に向けて、必要書類を準備する際にかかる日数や特に手間がかかるものについて詳しく解説していきたいと思います。
住宅ローンの必要書類を準備するまでにどれくらいかかる?
現在住宅ローンを組んでいる人は申し込みの際に必要書類を準備して、金融機関に提出した後審査を受けています。
また審査が降りた後も契約のためにさらに書類を用意する必要があります。
実際のところ住宅ローンの必要書類をすべて揃えるのにどのくらいの日数がかかるのでしょうか?
全て揃えるまで最低でも1ヶ月はかかる
一般的には記入が完了するまでを加味しても、住宅ローンの必要書類を揃えるまでには1ヶ月ほどかかるとされています。不動産売買契約書や建物の間取り図を用意するだけでなく、住民票や印鑑証明書を取りに区役所まで行かなければならないので、どうしても平日に時間を取らなければなりません。
やはり仕事の合間に役所へ赴く時間を作るのが大変という場合が多いようで、中には有給を使って効率良く書類を揃えるといった手段を取っている人もいます。
勤務形態によっては1ヶ月以上かかることも
また住宅ローンの必要書類は市役所だけでなく、金融機関や勤務先や不動産会社を巡って揃えなければならないため、1ヶ月では終わらないというケースも珍しくはありません。色々なところに書類を取りに行くとなると、やはり普段通りの生活をしながらの書類集めは時間がかかってしまうようです。
特に土日も休みが取れないという場合は準備が完了するまで、確実に1ヶ月以上かかると 見ておいた方が良いでしょう。
このように住宅ローンは申し込みから非常に手間がかかるので、まずは書類に関する事前調査を必ずしておき、どのような順番で用意するかを決めておくと良いでしょう。
住宅ローン必要書類の中でも発行に手間がかかるもの
住宅ローンの申し込みには非常に多岐に渡る書類が必要となるのですが、中には揃えるときに他よりも手間がかかるものもあります。
ここでは住宅ローンの必要書類で特に揃えるのが大変なものをご紹介したいと思います。
所得証明関係の書類は勤務先だけではなく市役所にも足を運ぶ
所得証明関係の書類は住宅ローンの必要書類の中でも時間と手間がかかると言っても良いでしょう。こちらの必要書類はまず自分が勤務する会社に発行を依頼する必要があります。
しかし書類を受け取るのは会社ではなく、自分で市役所に足を運ぶ必要があるのです。
よって通常の書類よりも入手するまで明らかに手間がかかってしまうことになります。
物件関係の書類と印鑑証明書
また物件関係の書類や印鑑証明書も用意に手間がかかる部類に入ります。物件関係の書類を発行する際に物件の権利が分かれている場合は、自分だけでなく周囲の協力も必要なので思うように動けないということもあります。
印鑑証明書の場合は印鑑が無ければ発行できないので、持っていない場合はまず印鑑を作らなければなりません。
注文するのであれば届くまで数日かかることも珍しくないので、印鑑が届いてから市役所で発行するまでの手間を考慮しておく必要があります。
引っ越しした場合は住民票の発行に注意
住宅ローンで用意する書類の中でも比較的簡単に手に入る印象がある住民票。しかし思わぬときに書類の発行で手間がかかることがあります。
住民票は通常であれば即日で発行できますが、引っ越しした際には市役所で新たに手続きが必要となります。
住所が変わったのであれば住民票を発行するために転出届を市役所に出します。
その際には本人確認ができる書類が必須となっており、さらに印鑑が必要となる場合もあります。
住宅ローンの必要書類は申し込み前に通る最初の関門
以上のような必要書類はどれも親類の協力が必要だったり、市役所の規定に従う必要があったりと、自分の力のみで用意できるものではないという共通点があります。
よって住宅ローンの書類を準備する前に、各書類についての事前調査も入念にしておく必要があると言えます。
住宅ローンは全般的に綿密な準備が必要
特に行き当たりばったりで行動してしまうと、予想以上に時間がかかってしまう可能性が高いでしょう。住宅ローンの必要書類はそのほとんどが普段見慣れないものばかりです。よって記入の仕方についても調べておく必要があります。
また必要書類だけでなく住宅ローンについての、基本的な知識を身に着けておくことをおすすめします。
不動産業者や金融機関などの専門知識を持っている機関に相談し、いざ行動する段階で足を取られないように入念な準備を心掛けるようにしてください。