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長期固定金利が上昇!2017年6月の住宅ローン金利予想

6月も目前に迫り2017年もそろそろ半年過ぎる頃に差し掛かってきました。6月は四半期決算月ということもあり、この時期に融資実行を予定している人もたくさんいらっしゃると思います。

現在もマイナス金利による金融緩和政策は続いています。5月ではフラット35を含め10年以上の長期固定金利の住宅ローンが大幅に引き下げられました。

長期固定を検討している人にとって5月中は、非常に大きなチャンスであったとも言えるでしょう。

今回は2017年6月からの住宅ローン金利がどうなるのかについて予想をしていきたいと思います。

6月の住宅ローン動向では固定金利で先月とは逆の結果に

5月は北朝鮮問題によってアメリカとの衝突を予想した動きが市場で見られ、長期金利が下がったことによって住宅ローンにも大きく影響が現れました。

5月中は長期固定金利の利率が大幅に引き下げられるという、ユーザーにとっては中々に芳しい状況となりましたが、6月の長期固定住宅ローンも引き続き同じになるかどうかが気になります。

他行よりも早期に月間の住宅ローン金利を発表するソニー銀行の利率を見てみましょう。

6月時点におけるソニー銀行住宅ローン表面金利

ソニー銀行では変動金利は相変わらずの据え置きで0.499%の適用金利となっています。

対して固定金利では全ての期間で利率が引き上げとなっていました。そして固定金利が長い住宅ローンほど利率の引き上げ幅も大きくなっています。

たとえば2年固定の場合は5月では0.803%であったのが6月時点で+0.007%の0.810%、20年固定では5月時点で1.365%であったのが6月時点で+0.053%の1.418%の引き上げという結果に。

先月とは打って変わり6月では長期固定が引き上げ、特に20年/20年超えの固定金利住宅ローンは0.05%を超える予想外に大幅な利率引き上げと相成りました。

6月の住宅ローン金利では固定金利に上昇の兆しが

さて2017年における6月の住宅ローン金利についての予想ですが、変動金利の利率については引き続き据え置きになると考えられます。

固定金利が引き上げという動きを受けてより変動金利の人気も根強くなるでしょう。

変動金利の住宅ローンについておそらくどの金融機関でも、利率の据え置きが依然続くと思われます。

住宅ローン需要期の前段階として若干金利が上昇する

続いて固定金利についてですが他の金融期間もソニー銀行と同じ流れで、長期固定型住宅ローンの利率を引き上げる方針になるのでしょうか。

6月からはいわゆるボーナスシーズンが始まるため、そこから9月にかけては住宅ローン需要が高まってくると思われます。

これに合わせて3月以降ローンの需要が終了した際に、一旦利率を引き上げした落とし所として利率の引き下げる流れも徐々に生まれてくるであろうと予想されます。

そういった視点で見れば6月の住宅ローンでは概ね据え置きか、あるいは若干利率が引き上げとなるでしょう。

固定金利を検討している場合は以降さらに、半年の金利動向が分かれ目になると推測されるので、今後9月までの動向に目を配っていきたいところであると言えますね。

ここ最近のメガバンクでは金利相場の動きとははずれた利率の動きが見られますが、全体的に大幅な引き下げになることは無いでしょう。

6月におけるフラット35の利率動向についての予想

長期固定の住宅ローン利率が若干引き下げとなる動きを見せていますがフラット35は利率でどのような動きを見せるのでしょうか。

前述したように5月では北朝鮮問題が持ち上がったことによって、長期金利が下がったためフラット35の金利も引き下げとなりました。

このときは市場においてアメリカとの衝突を見込んだ動きが見られましたが、実際の政情では韓国で融和的な姿勢を持つ文氏が当選し、さらに韓国だけでなく中国やアメリカでも特に過激な動きは見せず、日本も含めむしろ誰も戦争などは望まない姿勢を保っています。

報道ではミサイル問題が流れていますが、緊張はあるものの平常運転のままとする方針が堅いようです。

フラット35も日銀の政策に沿って上昇を抑える?

よって6月のフラット35の金利も他の長期固定住宅ローンのように、据え置きあるいは若干利率を引き上げることが予想されます。

アメリカではトランプ氏当選の影響を受けて金利高が大きく進んでおり、ユーザーからすれば長期金利の上昇が心配になる状況になっています。

とはいえ日銀による金融緩和によってゼロ金利政策での抑制が続いているため、たとえ国債の価格が大きく下落したとしても、現在では急激にフラット35の利率が上昇することは無いと推測します。

住宅ローンを利用する側としてはこのまま上限レンジを超えずに、上昇が最低限に抑えられことを期待するばかりです。

あくまでも現状から見た予想に過ぎないことは変わりませんが、6月以降の長期金利もよほど市場を揺るがすようなアクシデントでもない限りは、現在の傾向がそのまま反映された表面金利が設定されるでしょう。

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