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住宅ローンを延滞してしまった!今後どんな影響が残るの?

何十年と続くローン返済期間の間ではどのようなアクシデントが起きるかわかりません。

何十年もの長期間返済になることが多い住宅ローンの返済期間の間には、事故や病気で住宅ローンが払えなくなった、そんな事態が起きないとも限りません。「大変なことが起きそうだけれど実際はどうなるか知らない」のが住宅ローンを延滞した場合ではないでしょうか?

とはいえ延滞ケースの深刻度の度合いもケースによって様々です。それぞれのケースで取るべき措置と、延滞によってどんなマイナスがあるのかを調べてみました。

延滞理由はどっち?「忘れていたただけ」なのか「もう支払えない」のか

「口座へのローン引き落とし分の入金を忘れていた!」というような、うっかりして延滞してしまっただけの場合、翌日には口座にお金を送金することができるケースは、それほど大ごとにはなりません。銀行に謝りの連絡を入れて、所定口座に入金しておけば帳消しになる場合がほとんどです。

問題は、「来月以降も支払いがきつくなる見通しだ」「これ以上もう払えない…」というように、今後継続的に返済が厳しい状況になってしまった場合です。そのまま放置しておいたら、待っているのは「マイホームの競売」です。

マイホームを手放さなくてもすむように、なんとか住宅ローンを支払い続けられる方法を探すことが大切です。

1日延滞してしまったとき(すぐ支払い可能)

あなたが取るべき対処

まずは銀行のサポート窓口に連絡し、所定の口座に入金するか、再度引き落としまで待つかのどちらかでOKです。

ネット銀行の住宅ローンを利用している人は、メール連絡で済ませがちですが、ここは電話連絡を入れておくことをおすすめします。ローン審査も返済状況の監視も厳しいネット銀行の場合、少しでも誠意を示しておくほうが後々の事を考えると得策です。

今回の影響

1日延滞したくらいの返済遅延によって、いきなりローン残債の一括請求や、競売のための差押さえといった、深刻な状況に展開することにはなりません。また、信用情報に影響することもまずありません。

実際的な影響といえば、引き落としができなかった旨の通知が、書面もしくは電話で連絡が入ることになる程度でしょう。ただし、このような連絡が入ること自体、良識ある社会人としては恥ずかしい事ではあります。

複数回延滞してしまったとき(返済が難しくなってきた)

あなたが取るべき対処

なんとか返済を続けているものの何度か延滞することが重なってしまった、あるいは一カ月○○氏は洗うことができなかったという場合は、住宅ローンを申し込んでいる金融機関に相談しましょう。

返済金額の減少、つなぎ資金ローンなど、救済措置はいくつか用意されています。銀行側としては、ローンを支払い続けてもらえるほうが、代位弁済などの最悪なケースになるよりもよほど望ましい結果です。

今回の影響

返済が「延滞」したわけですから、ローン申し込み先の銀行の個人情報には記録が残ることになることは必至です。しかし「支払う意思があるが」「わけあって支払いが難しくなり目下返済方法を模索中」という事情であれば、銀行側にとっては「事情を抱えた大切な顧客」という位置づけになることでしょう。

ただし、返済を滞納したという信用情報機関(CIC。いわゆるブラックリスト)の履歴に残る可能性は高くなります。住宅ローンという何よりも優先度の高い返済への滞納を何度も繰り返すことは、支払い能力欠如、信頼に欠ける債務者と判断されます。

住宅ローン支払いが困難になった時

あなたが取るべき対処

住宅ローンの融資を受けている金融機関にありのままを説明してみましょう。その時にいきなり「裁判所での競売申し立て」や「代位弁済の高い金利が適用されるか、かつ一括返済」というようなことを言われる可能性はそうそうなく、返済方法についての相談に乗ってもらえるはずです。

また、銀行だけに頼らず、役場や法律事務所など、力を貸してくれそうなところにはいろいろ当たってみましょう。例えば「小規模個人再生」という制度の存在をご存知でしょうか。

この制度は、「頑張ってこの金額までは払える」という額を示して、実際の債務を大幅に免責してもらい、それを約束した期日(たとば5年など)で支払うという計画案(再生計画案)が裁判所に認可されれば、計画案に記載された額まで減額された債務額のみの支払いで済みます。

自暴自棄にならず、様々な人の知恵と力を借りましょう!

今回の影響

信用情報の記録については、かなり大きな傷がつくことは間違いないでしょう。とはいえ、期間が記録を残す最長期間は「5年」となっており、生涯継続して記録されるものではありません。

返済する意志が固く、完済に向けて努力を続けていくと決めているのであれば、「一時的な傷」と割り切るべきであり、それほど致命的な問題ではないのではないでしょうか。

連絡に応じないまま住宅ローン延滞を続けた末路は「競売」

ローン返済の延滞履歴が、1度や2度遅れたことがある、という「うっかりミス」と理解できる程度ですぐ支払いをしていれば、おそらく大きな問題になることはないでしょう。

しかし、その後も住宅ローンを滞納することが続くようであれば、いずれ借入先の銀行等の金融機関は、競売申し立ての手続きを進めます。

住宅ローンを延滞してしまったら速やかに電話連絡を!

いかがでしょうか?

住宅ローンを延滞するということは、生活の基盤となる支度のローンを払うことができないとして、著しく社会的信用を失うことになることがお分かりいただけたかと思います。

しかし、その一方、当日に入金されていなかったというような「凡ミス」に対しては、それほど重いペナルティが課されることは少なく、速やかに電話連絡を行い支払いを済ませれば大事には至らないことが多いようです。

とはいえ、支払に遅れることはあってはならないこと。重々注意したいものですね。

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