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住宅ローン10年固定金利0.8%時代終焉?返済計画を見直すべき?

マイナス金利政策の影響により、住宅ローン超低金利時代を迎えた2016年前半は、3メガバンクと呼ばれる「三菱東京UFJ銀行」「みずほ銀行」「三井住友銀行」が相次いでローン金利の引き下げに踏み切りました。

なかでも最もインパクトの強かったニュースといえば、三菱東京UFJ銀行が3メガバンクで最低の0.8%(10年固定型)を発表したことでしょう。

いまだかつてなかった低金利をマークした2016年の一時期は、ローン返済のスタート、あるいは借り換えを検討している人たちには大きなチャンスだったといえます。

再度のメガバンク金利引き上げが訪れた

その後夏ごろまで継続したこのローン低金利は、昨年後半には米国トランプ政権誕生による長期金利の上昇を受け、事実上底を打ちました。その後も様々な経済指標は、さらに住宅ローン金利が上昇する傾向を示していました。

そしてついに2017年4月には、再度3メガバンクが一斉に金利を引き上げました。0.8%をマークした三菱東京UFJ銀行の10年固定型金利も0.8%から1.05%に瞬く間に上昇しました。

春のマイホーム購入ラッシュ時期が一段落し、銀行間のキャンペーン競争が一段落した今、住宅ローンの取り組みはどのように舵を切ればよいのでしょうか。

これからスタートする、もしくは借り換える両方のケースで最適な住宅ローンの取り組み方を考えてみました。

2017年春以降に住宅ローンをスタートする場合

住宅ローン開始時期は負担を軽くしたい!変動金利を選んだ場合

住宅ローン開始当初の変動型の低金利はやはり魅力です!住宅ローン返済当時から徐々に収入を増えることが見込めるようならば変動型を選択することは自然の流れでしょう。そして、いわゆる「5年ルール」と呼ばれる、もし5年後の金利が上昇していても、月々の返済額はもともとの返済額の1.25倍までに制限しているルールも心強く感じます。

しかし、この5年ルールで忘れてならないのは、もし金利が上昇しているのに返済額に反映させられないとしたら、その損失はどのように補てんされるのかということです。

実は、そのようなケースの場合は、返済額に占める利息と元金の割合を調整されるので、返済額の中で利息分が占める割合が膨らみ元金部分が減らされるので、元金が減らないということになりかねないリスクがあるのです。

銀行が損を被るようなことにはならないことを覚えておきましょう。

支払金額が一定なのはやはり安心!固定金利を選んだ場合

変動型に比べて高い金利の固定型ですが、住宅ローンの金利上昇の見込みが高い現在においては今のうちに固定金利に切り替えたほうが安心と考える人も少なくありません。

しかし、当初からの金利が高い固定金利は変動金利以上に元金の減りが鈍いもの。

万一返済途中でマイホームを売却するようなことになった時に、多額なローン残債が残ってしまうというリスクがあり、一概に固定金利乗り換えのチャンスとは言えないのです。

2017年春以降に住宅ローンを借り換える場合

住宅ローン開始時期は負担を軽くしたい!変動金利を選んだ場合

「今はA銀行の住宅ローンを利用しているけれど、完済までの総コストを考えるとB銀行に変更したほうがよさそうだ」と別の銀行への住宅論借り換えを検討している人も多いでしょう。

しかし、低金利に目をくらむことなく、手数料コストやサポート体制の充実差など、様々な要素で比較検討を行い決断することが大切です。

支払金額が一定なのはやはり安心!固定金利を選んだ場合

「変動金利を選んだけれど、次の切り替えからは固定金利に変更しておこう」という人は、視野を広げて別の金融機関の住宅ローンの比較検討を行っておきましょう。

借り換えを行う手間が同じなら、より有利な条件を貪欲に探しておくことが後悔しない秘訣ですよ。

超低金利から上昇傾向にある今こそ!繰り上げ返済のススメ

超低金利時代を迎え、たとえ金利が1%を下回る0.8%といえども、住宅ローンの総支払金額に占める金利部分は相当なボリュームであることに変わりはありません。

特に変動金利型を選んだ場合は、利息部分が膨らむことを意識して早めの繰り上げ返済が望ましいですし、逆に固定金利型を選んだ場合は、やはり早期完済しておくことで老後のライフプランのゆとりに違いが出ます。

オンライン口座を開設すれば、大手銀行の場合も手数料が無料になります。ぜひ余裕ができたら少しでも繰り上げ返済を実行して住宅ローン残債を減少させることが肝要です。

早期完済に勝る節約はない!低金利に安心しすぎないことが大切

いかがでしたか?

0.8%金利が象徴するように、確かにこれだけ金利が下がると、変動金利と比較すると割高に見える固定金利もさほど高金利には見えなくなります。しかし、低金利のタイミングだからこそ、余裕のある時にはしっかり繰り上げ返済を実行して元金を減らせるように努めることをおすすめします。

住宅ローンの利息分の金額を意識して、早く住宅ローンを終わらせようという気持ちの維持こそ、何にも勝る節約につながりますよ!

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