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今から始める住宅ローンは頭金ゼロがお得って本当?

夢のマイホーム取得と同時に住宅ローン返済がスタートする、というのが一般的なサラリーマン家庭の現実ですね。大切なマイホームを守り続けるためには、しっかりと返済プランを立てる必要があります。

そこで、まず問題になるのが「頭金」の準備についてです。マイホーム購入当時は、引っ越しなどの準備費用や、インテリアにかかる費用など、色々お金がかかるもの。頭金を少なくして手元資金を残しておきたいのが本音という方は多いのではないでしょうか?

「ローンがスタートしてから頑張って返済するから」「住宅ローン減税効果はローン金額が多いほうがお得らしいから」とあえて頭金ゼロから住宅ローンをスタートするケースが増えているようですが、はたしてそうなのでしょうか。

この記事では、本当に頭金ゼロでスタートする住宅ローンがお得なのか?を調べてみました。

なぜ今住宅ローンの頭金不要論?その根拠とは?

最近よく耳にする今からローンを始めるなら頭金ゼロがお得、なぜなら多く借金があれば多く控除が受けられるからというのは事実なのでしょうか。

確かにローン融資を受ける際に、融資を受ける人の条件によっては(職種が公務員、担保があるなど)、「頭金ゼロ」でもローン申し込みできるケースが増えてきました。

結論から言えば、現金一括払いに勝る「お得な」返済方法というものはありません。とはいえ、最初からマイホームを購入するに足る資金が用意できる人はそんなに多くありません。働きながらマイホームにかかった費用を返済していくローンという仕組みができたことで、一般の人が家を持てるようになったのです。

大きな負債だからこそ、最初のうちにまとまった額の頭金を入金し、銀行の信頼を得て、負債総額を軽くし、利息分を減らす効果のある「頭金」を準備するという考えが主流だったはずのローン。なぜ今「頭金ゼロのほうがローンはお得」という見方が出てきているのでしょうか。

その根拠としてあげられるのが「ローン超低金利」と「ローン減税」のふたつです。

これらの根拠が本当にお得なローン返済を実現するのか調べてみました。

頭金ゼロがお得の理由:住宅ローン減税

住宅ローン減税とはどんな制度?

住宅ローン減税とは、住宅ローンを利用してマイホームを取得したり、リフォームを実施した場合に、確定申告によって、年度末の「住宅ローン残高もしくは住宅の取得価格のうちいずれか少ない方」の1%を、10年間毎年所得税から控除されるというものです。

新築一戸建てだけではなく、中古マンションや中古一戸建ても住宅ローン控除の対象となっています。

また、平成26年4月1日以降からは、控除額が倍増しました。控除対象となるローン残高上限が4000万円となったのです。10年間で最大400万円が控除されることになります。

また、所得是で控除しきれない分は自動的に住民税控除にシフトされますが、この住民税控除ベースもアップしました。住民税からの控除上限額「前年課税所得×5%」から「前年課税所得×7%」に変更されました。

住宅ローン減税を最大活用するためには「頭金ゼロがお得」の理由

住宅ローン減税の控除額は、確定申告を行う年度の住宅ローン残高によって決定されます。そのため、この「残高1%」分を増やすために頭金をあえて入れないという人が増えているのです。

頭金ゼロがお得の理由:史上最低低金利

史上最低金利って本当?

2016年の衝撃のマイナス金利政策の波を受けて、住宅ローン金利はどの金融機関も史上最低金利をマークしました。3メガバンクの10年固定金利が1%を切ったことは住宅ローン市場初めての事でした。

今後も低金利時代が続くから「頭金ゼロがお得」の理由

金利が低いということは、当然総支払額が減るということになり、「頭金が準備できなくても、今借りたほうがお得」という見方をする人が増えました。

しかし、2016年後半からはまた金利は上昇基調に転換されました。今後も揺れ動く国際情勢の影響を受け金利は不安定な動きを示す可能性が高く、一概に低金利が続くとは言えないのが現状です。

究極のお得な住宅ローンは早期完済!そのためにも頭金は多いほうがいい!

いかがでしたか?

マイホームを購入する人たちの支援策として「ローン減税」、そして融資を受ける際の追い風として「低金利」、というように「お得な」条件がそろった今、ローン融資をスタート決意をした人も多いことでしょう。

確かに減税が受けられ、金利が低い時期にローンを始めることができれば、はそれだけ支払総額が目減りします。しかし、それだけで「お得」と判断するのはリスクがあります。

確かにローン融資を希望額受けられたとしても、頭金ゼロの状態では融資金額+利息の負債を丸々抱えたことになります。本当に最後まで返済できる確信が持てるでしょうか?「借りられる金額」と「返済できる金額」は必ずしも等しくはないのです。

お得なローン返済を考えているなら、早期完済に勝る「お得」はない!と肝に銘じておくことが大切です。

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