そもそも住宅ローンの相談ってどこで出来るか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

住宅ローンについてあらためて考えてみると、自分の年収や将来に渡る資金繰りだけでなく、他にローンを抱えている場合はどうすれば良いのかなど、非常に多岐に渡るため実際にどこに話しをしに行けば良いのかわからなくなるのも無理はありません。

とはいえ基本的には住宅ローンを提供している銀行に行けば、大抵はローンに関するほとんどのことを相談することができます。

融資可能な借り入れ金額について

基本的なところから行くと自分の経済状況や家族構成などからいくらまで融資を受けることができるのか、返済期間は最長何年まで契約できるかなどが挙げられます。

融資額については保証料や事務手数料などの諸費用を含めて、いくらの借り入れができるかを知ることが可能です。

他にも夫婦ふたりの収入を合算した場合についても質問でき、連帯債務などの通常とは異なる形態についても銀行に聞くことができます。

融資額に適用される金利について

店頭表示されている金利はあくまで最低値ですので、実際にどれくらいの利率がかかるのかは審査をしてみないことにはわかりません。

よって店頭表示の金利だけで契約を決めてしまうのはまだ早いと言えるのです。

しかしおおよそではありますが融資額から、住宅ローンの優遇金利がどれくらいになるかを聞くことも可能です。

販売元の金融機関に対して金利がいくら引き下げられるかなんて、聞きにくいという方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に返済するのは自分ですので、臆さずにどんな質問でもしていく姿勢で臨みましょう。

返済が難しくなった場合の対処方法について

たとえば長期に渡る住宅ローンの返済途中で、契約者が事故や病気で働けなくなる可能性もあります。

また不況によるリストラなどで失業してしまうことも決してありえない話しではありません。

そうなると当然収入を得るだけでなく、ローンの返済をすることも難しくなってしまいます。

これらのトラブルに見舞われた際にどのように対処すれば良いのか、住宅ローンを利用する前にあらかじめ確認しておくことも大切です。

対処の仕方を知っていれば落ち着いて行動することができますので、是非銀行で話を聞いておくことをおすすめいたします。

銀行に住宅ローンの相談をする場合は直に店舗へ足を運ぶか、あるいはメールや電話などの通信手段を用いるかのいずれかになります。

どちらの方法でも銀行で質問できる内容に変わりはありませんが、それぞれの方法よって異なるメリットとデメリットがあります。

直に店舗へ足を運ぶ場合

また1人で不安に思っていたこともその場で解決することができ、準備がスムーズに進むことを感じることができるでしょう。

逆に店舗に足を運ぶ場合は時間を作らなければならないというデメリットもあります。

しかし住宅ローンの相談を夜間に受け付けている銀行はありますので、日中に時間が作れない場合はそちらを利用するという手もあります。

メールや電話などの通信手段を利用する場合

インターネットやメールを用いた方法による最大のメリットは、24時間365日いつでもどこでもローンについての質問ができるという点です。

ただし書類関係や返済計画表など何かしらの資料を参照する必要がある場合は、やはり意思疎通が難しく相談内容をまとめるのに、時間がかかってしまうというデメリットがあります。

つまり資料を用意した上で腰を据えて住宅ローンの話をするには難しいということです。

電話やメールを使う場合はなるべく簡潔な内容の質問に絞った方がスムーズに行くでしょう。

住宅ローンの商品に関する内容については銀行それぞれなので、商品に関する疑問については提供元となる銀行に相談しに行くのが最も手っ取り早いと言えるでしょう。

金融機関によっては専門のスタッフが在中しているローンプラザもあり、予約を入れておくことでじっくりと時間をかけて住宅ローンの話を伺うことが可能です。

上記のように電話やメールではどうしても難しいという場合もありますので、相談内容に合わせて上手く使い分けていくようにしましょう。