東証第一部にも上々し都市メガバンクや、他の地方銀行とも業務提携を行って顧客サービスの向上に力を入れている名古屋銀行の住宅ローンは、保証会社の有無を選べる商品内容が特徴的であると言えます。

ここでは名古屋銀行が提供している住宅ローンの特徴についてご紹介していきたいと思います。

保証会社ありでローンを利用する場合

保証会社を利用する住宅ローンでは保証料がかかります。しかし融資可能額が非常に高く200万円から最大1億円まで融資を受けることが可能です。

また申し込み条件では完済時年齢が75歳未満となっており、ある程度年齢を重ねている人でも申し込みできるというメリットがあります。

優遇金利の引き下げ幅も大きく条件次第ではかなり低い利率での借り入れも可能です。

保証会社なしで住宅ローンを利用する場合

一方で保証会社なしで住宅ローンを組む場合は、融資可能額が大きくさがり最大5000万円までになります。

その代わりに保証料はかからないので、保証会社によるコストの負担を少なくすることができます。

ただしこちらの住宅ローンでは配偶者を連帯保証人にして契約することが必須となります。

また保証会社なしの場合は保証料のコストは削減できますが、借り入れる際の事務手数料が15万円、さらに固定金利選択手数料や繰り上げ返済時の手数料がかかります。

名古屋銀行には提供している住宅ローン商品が豊富という特徴があります。

顧客のニーズに応じた商品選びをすることができ、金利プランについても柔軟な対応が可能です。

ここでは名古屋銀行が提供している様々な住宅ローン商品の概要についてご紹介していきたいと思います。

金利タイプに応じて利用できる住居ローン

住宅の購入するほか増改築やリフォームにも対応しています。また変動金利を選択し保証会社を利用するタイプのローンである場合は、店頭金利から－1.525%の引き下げという優遇を受けられます。

保証料と保険料がかからないスーパー住宅ローン

金利優遇も優れており条件によっては1.0%以下の利率で融資を受けることもできます。

住宅の購入のほかに増改築をする場合や借り換えにも対応しています。

改築での用途に特化したリフォームローン

現在住んでいる住宅の増改築のほか、外構工事や太陽発電システムの購入にも利用することができます。

また生活拠点となる住宅だけでなく、別荘をリフォームするといった用途にも対応しています。

家族や親族の家にお利用できるホームサポートローン

こちらは保証会社を利用することで無担保で利用することができるという特徴があります。

住宅のリフォームや増改築/外交工事などに利用することができます。

金利が低く審査が通りやすいフラット35

簡単に言うと提供元は住宅金融支援機構で、名古屋銀行は販売窓口という形式になっています。

こちらは完済時まで同じ金利が適用される、固定金利の中でも最低値の利率となっている、審査ハードルが民間のローンよりも低いといったメリットがあります。

しかし団体信用生命保険は任意加入となっており、保険を付けない場合は別途で保険に加入するなどの対策が必要となります。

また優良住宅である場合に利用できるフラット35sも取り扱っています。

今回は名古屋銀行の住宅ローンについてご紹介させていただきました。

こちらの金融機関は顧客との取引密度を高めることを重視しており、スタッフのサービス対応が良いという口コミも多く見受けられます。

金利だけでなく顧客のニーズに応じることができる、豊富な商品の数も魅力でありきめ細やかな気配りを感じることができます。

地方銀行はその地域に住んでいる方であれば優遇も多く受けることができ、金利の優遇幅が大きい名古屋銀行は住宅ローンを検討する際に有力な候補になると言えるでしょう。