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不況では変動型有利!金利推移から現在の住宅ローンを解説!

住宅ローンでは主に変動型固定型の金利プランに分かれています。

現在では日銀の金融緩和により最低水準の利率でローンが提供されている状況ですので、これから住宅を購入する人だけでなく借り換えを検討している人にとっても、以前よりお得に金融機関と契約をするチャンスであると言えます。

しかし金融緩和政策によってマイナス金利が導入されたことにより、ここ数年の住宅ローンにおける変動型と固定型に対するイメージも大きく変わっています。

今回は住宅ローンの金利推移を元に変動型と固定型の現状について詳しく解説していきたいと思います。

住宅ローンにおける金利タイプのメリットとデメリット

住宅ローンを選ぶ際には各金利プランの特徴によるメリットとデメリットを把握する必要があると言えます。

まずは変動型と固定型のプランが持つ特徴について簡単にご説明いたしましょう。

変動型と固定型それぞれの主な特徴

変動型はその当時で最も低い利率が適用されており、契約当初は固定型よりもお得に契約することができます。

しかし半年ごとに見直しが行われるので途中で利率が上昇するリスクもあり、常に市場の動向をチェックして臨機応変に立ち回る必要があります。

固定型は市場の動きに関係なく契約したときと同じ利率で返済することができます。

利率が同じなので総返済額もより正確に割り出すことができますが、変動型よりも高い利率になっているので、必然的に総返済額は変動型よりも高くなります。

今の住宅ローンでは変動金利が固定に!?

以前では変動型住宅ローンは金利上昇のリスクを抱えているため、利率が安いうちに固定型で契約した方が安全であるという認識が広まっていました。

確かに変動型は最低値の利率になっているものの、半年ごとに利率が見直しされるため下手をすると一年以内に利率が上がってしまう可能性もありました。

しかしその定説はゼロ金利政策が続いている現在では覆りつつあります。

変動型の利率が2009年からまったく動きを見せず

変動型の住宅ローンは銀行側が相場に応じて、金利を適用できるという仕組みであったため、いつ利息が上がるかわからないというデメリットがありました。

しかしここ数年を見てみるとなんと変動型の利率は、ずっと2.475%のまま変わっていないという事実があります。

この現象は2009年から続いているので、事実上固定化されているも同然であり、もはや変動の名はどこにといった様相です。

不況になったことで変動型の動きが固定化された状態に

住宅ローンは半年ごとに相場の推移から金利を見直しすることになっており、その結果に応じて変動型は利率が上がったり下がったりと不規則に利率が適用されます。

現在ではマイナス金利が導入されていますので、変動型となれば真っ先に利率が下がり続けても良いはずですが、全く変動せずに固定化してしまっているのです。

つまり2009年に変動型住宅ローンを選んだ人は、ここ8年の間ずっと利率が固定化された状態で返済をしていることになります。

2009年から変動型を選んでいた人はお得だった!

ここで注目しておきたいのは変動型の特徴として、その当時において最低値の利率が適用されるという点です。

現在の住宅ローンにおいての金利は史上空前の最低値に達しており、言ってしまえば市場的にこれ以上下がる余地が無いというところまで来ています。

つまりここ8年の間変動型でローンを組んだ人は、文字どおり最低水準の利率で返済し続けており、固定型を選んだ人よりもお得に返済しているということになります。

不況の時代は固定型よりも変動型が有利な状況!?

住宅ローンは金利だけでなく他にも頭金や事務手数料などの諸費用もかかるので、利率だけでは単純に損得を計ることはできないのも確かです。

しかし利率だけで見れば変動型はやはり圧倒的にお得ですので、利息に関してはここ数年で有利な状況にあったことは間違いないでしょう。

以前は利率上昇のリスクが高いこと、メリットを得るには相応の知識や経験が要求されることから敬遠されがちな変動型住宅ローンでしたが、利率の実質的な固定化により、変動型のリスクよりもメリットが最大限に発揮される環境となっていたのです。

金融緩和政策によって当面利率が上昇する可能性は低い

住宅ローンの金利は景気が良ければ上昇し、不況であれば下降するという法則があります。

市場の動きによって利率が推移していくわけですが、現状以降どのような動きを見せるかが気になるところです。

現在のアベノミクスによる大胆な金融緩和政策では低水準の利率が導入されています。

この方針を見るにつけ金融緩和にも関わっている、変動型住宅ローンの利率は当面上昇する気配は無いと思われます。

もちろん将来的には上がる可能性もありますが、金融緩和は今後も続くと予想されるので以降も利率が大きく上がるような状況になることは考えにくいと言えるでしょう。

住宅ローンの金利推移から自分に合ったプランを選ぼう

今回はここ数年の住宅ローンの金利から以前とは異なる、変動型と固定型の考え方について解説させていただきました。

住宅ローンにおける金利は総返済額とも密接な関わりを持っているので、市場がどのような動きを見せるのかをチェックするのは非常に重要です。

特にこれからローンを組んで住宅を購入しようと考えている人は、適用される利率に大きく関係してくるため、市場での推移を見守りここぞというタイミングを見極める必要があると言えます。

この記事を参考に現状に合った住宅ローンをあらためて比較検討してみてください。

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