ネット銀行と比較!三井住友銀行住宅ローンの魅力
三大メガバンクの一つである三井住友銀行の住宅ローンは当初5年固定金利と当初10年固定金利といった金利や連生団体信用生命保険付住宅ローンや自然災害時返済一部免除特約付住宅ローンといったサービスがあるので非常に人気が高くなっています。
また、最近は低金利が売りのネット銀行も勢いを増してきているので、その選択肢はさらに増えてきています。
そこで今回は、ネット銀行と三井住友銀行を比較してどちらの住宅ローンを選べばいいのかをご説明します。
三井住友銀行の強みは固定金利
三井住友銀行は三大メガバンクの一つで住宅ローンには最も力を入れている銀行といっても過言ではありません。
基本的な金利の設定としては他のメガバンクと比較しても、特別低い金利というわけではありませんが、当初5年固定金利と当初10年固定金利ではメガバンクの中でもトップクラスの低金利を実現しています。
メガバンクならではの強み
三井住友銀行の強みの一つとしてメガバンクであるということが挙げられます。
教育の行き届いた接客がなされており、住宅ローンで何か分からないことがあっても丁寧に対応してくれます。
また、日本全国に店舗を構えているので利用もしやすく、困ったときにすぐに相談することができます。
これはネット銀行にはない強みであり、いくら低金利でもネット銀行ではなく三井住友を利用する人はこのような安心感に惹かれて契約しています。
金利を上乗せすることで利用できるサービス
三井住友銀行には金利を上乗せすることで利用できるサービスがあります。
まず、金利を0.18%上乗せすることで利用できる連生団体信用生命保険付住宅ローンについてご紹介します。
連生団体信用生命保険付住宅ローンは夫婦でミックスローンを利用した場合に、もしどちらかに万が一のことがあっても住宅ローン全体の残高が0になるというサービスです。
次に、金利を0.5%上乗せすることで利用できる自然災害時返済一部免除特約付住宅ローンについてご紹介します。
自然災害時返済一部免除特約付住宅ローンは、地震や津波といった自然災害に巻き込まれた時に住宅ローン残高の50%が保険金で支払われるというサービスです。
三井住友銀行で人気なのは当初10年固定金利
三井住友銀行は同じメガバンクの三菱UFJやみずほ銀行とは異なり、変動金利に力を入れています。
しかし、2017年7月現在の変動金利は0.825%~0.975%と幅が広くなっており、実際に金利が決定するのは審査に通過した時なのでその時に高く設定されてしまうというリスクもあります。
このような事情もあってか三井住友銀行で最も人気の金利タイプは当初10年固定金利タイプとなっています。
審査について
三井住友銀行住宅ローンを利用しようと思った時に気になる審査。
三井住友銀行は不動産の担保がしっかりと確保できるのか、担保の価値が下落しにくい物件かどうかといったところに審査のポイントをおいています。
この2つに問題がなければ審査自体は比較的通りやすく、審査スピードも早いので急いでいる方にも安心です。
ネット銀行の住宅ローンが勢いをつけてきている
三井住友銀行の住宅ローンにはメガバンクとしての安心感や利用しやすさといった点が人気です。
また、当初5年固定金利や当初10年固定金利が低金利であることも人気です。
しかし、三井住友銀行の住宅ローン相談窓口が減ってきていることから、そのシェアはネット銀行に奪われていることを読み取れます。
メガバンクとネット銀行はそれぞれに違った魅力がありますが、相談窓口数の減少からも最近はネット銀行のほうが勢いがあることが分かります。
どうしてネット銀行が人気なのか?
住宅ローン業界においてその勢いを増しているネット銀行。
ネット銀行が急成長した理由はその金利の安さにあります。
メガバンクや地方銀行は金利に0.2%の保証料が上乗せで発生するため、どうしてもネット銀行の住宅ローンよりも金利が高くなってしまいます。
そのため、金利が同じくらいに見えても保証料がない分ネット銀行のほうが金利が安くなるのです。
メガバンクの中であれば間違いなくメリットが多い
住宅ローンをメガバンクで利用しようと考えているのであれば、金利やサービスの面でも三井住友銀行は間違いなくおすすめです。
また、審査も比較的優しく審査スピードも早いので忙しい人にとっても安心です。
しかし、ネット銀行の住宅ローンも視野に入れているのであれば、金利の面ではやはりネット銀行に軍配が上がります。
安心感を求めるなら三井住友銀行を選ぶべき
ネット銀行と三井住友銀行を比べた時に、住宅ローンにおいて分からないことを手軽に相談できるという点でメガバンクである三井住友銀行に軍配が上がります。
しかし、金利の安さという面では保証料の関係もあってどうしてもネット銀行のほうが安くなるので低金利を求める場合はネット銀行を選ぶべきです。
自分が安心感と低金利のどちらを重要視しているのかによって、三井住友かネット銀行かを選ぶようにしましょう。