マイホームを購入すると決める前は、ほとんどの人がこれまでに住宅ローンのことや将来的な資金計画について具体的に考えたことは無いと思います。

いざ住宅ローンについて調べるとなっても、やってみると知るべきことが山ほどあって、毎日の仕事しながらではとても追いつかないというのが現実だと思います。

時間的にまだ余裕があるというのでれば、ゆっくりと進められますがなるべく早く準備を進めたいという場合はファイナンシャルプランナーに相談してみるという手もあります。

住宅ローンについて理解するのはとても大変！

住宅ローンに関する知識を学ぶのにかかる時間や労力は並大抵のものではありません。

また専門的な知識が多すぎて1人で読み解くのは難しい部分も多々あります。そんなときはやはり充分な知識を身に着けた、専門家の力を借りるのが一番手っ取り早い解決方法であると言えます。

そして住宅ローンの相談先として最適なのがファイナンシャルプランナーというわけです。

ファイナンシャルプランナーはお金の運用で困ったときに頼れる強い味方！

これまで聞いたことはあっても接する機会が無かった、という人が多いであろうファイナンシャルプランナーとは、一言で言うと言わば資金運用のエキスパートと言える存在です。

お金は生活にかかる家計はもちろんですが、他にも住宅ローンをはじめ結婚や老後にだって必要ですし、投資でも無計画にではなく慎重に運用する必要があります。

けれど家計はともかく住宅の購入といった、人生における大きなイベントではどうやってお金をやりくりすれば良いのかわからないという人がほとんどです。

住宅の購入なんてそれこそ一生にそう何度もある出来事ではありませんよね。

ファイナンシャルプランナーはそんなお金の悩みを抱えた人たちに、条件に合ったマネープランを提供してくれる人たちなのです。

ファイナンシャルプランナーは予約を取れば話を聞いてもらうことができるので、土日しか時間が取れない人にはまさにおすすめであると言えます。

またファイナンシャルプランナーといっても色々なタイプがあり、たとえば無料である場合と有料である場合があります。

無料のファイナンシャルプランナーである場合のメリットとデメリット

無料の場合は資格を取得している金融機関のスタッフであることがほとんどです。

支店の窓口ではなくローンプラザで営業している場合もあります。

金融機関の商品について詳しく知ることができるほか、住宅ローンを借り入れる際の資金についてなども相談できます。

しかし営業マンとしての役割も持っているため、商品に関する営業をかけられる可能性が高いほか、他のローンについての情報を知ることはできないなどのデメリットがあります。

有料のファイナンシャルプランナーである場合のメリットとデメリット

有料のファイナンシャルプランナーは独立して営業しており、自分の経験と視点からアドバイスをくれます。

費用がかかるとはいえ特定の商品に関する営業をかけられることも無く、中立な立場からの意見を聞くことができるのはやはり大きいと言えます。

しかし料金が安すぎるファイナンシャルプランナーは、保険会社や金融機関の窓口と変わらず、商品販売ありきのアドバイスになりがちですので、本当に自分に合った住宅ローンであるとは限らないというデメリットがあります。

有料のファイナンシャルプランナーに相談するのはまだ早い気がする、という方はまず無料で使えるローンプラザを利用してみると良いでしょう。

ローンプラザは朝9時から夜間まで営業している場合もあり、さらに土日祝日でも開いているため週末でも利用できるというメリットがあります。

金融機関は平日しか空いていないけれど、対面した上で住宅ローンに関する話し合いをしたい場合は、やはりローンプラザの利用が一番おすすめであると言えるでしょう。

時間が無い人は電話やメールでのやり取りもおすすめ

どうしても金融機関に足を運ぶが作れない場合は、電話による相談をすることもできるので非常に便利です。

大抵の金融機関では住宅ローン専用のコールセンターを設置しており、所定の番号へ電話をかけることで住宅ローンに関する相談をすることが可能です。

また公式ホームページの専用フォームに聞きたい内容を入力して送信すると、専門担当者からの返信や電話を受け取ることができます。

住宅ローンについて話せるサービスがネット銀行にも存在する

基本的に実店鋪を持っていないネット銀行でも、ローンプラザを運営している場合があります。

ソニー銀行は東京にローンプラザを設置しており、ここでは平日だけでなく土日でも住宅ローンに関しての話し合いが可能です。

また楽天銀行ではスカイプでの相談ができ、webカメラを使用しての対談が可能となっています。

このように基本オンライン上での運営となっているネット銀行でも、中には無料で対面した上での話し合いができる金融機関がいくつか存在します。

今回は住宅ローンでおすすめの相談先となるファイナンシャルプランナーについてご紹介させていただきました。

住宅の購入ができても問題はその後きちんと返済できるかどうかです。

ましてや不況の現代では安定性に欠けるので、住宅ローンを完済するためにはより綿密な返済計画を建てる必要があると言えます。

ファイナンシャルプランナーも様々な人がいますが、自分に合った人を見つけることができれば、住宅ローンの準備もよりスムーズに進めることが可能になるのは間違いありません。

日本FP協会のホームページでは条件を指定して、ファイナンシャルプランナーを検索することができるので是非利用してみてください。