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住宅ローン返済中の病気の備え!今の保険内容で大丈夫?

長丁場となる住宅ローンの返済ですが、最も気がかりなこととは「世帯主が病気になってしまったら」ということです。特に家計収入を世帯主一人に頼っているケースでは、遠くない将来には、住宅ローン返済がおぼつかなくなることも十分考えられます。

「団信があるから大丈夫」「8相疾病生命保険に同時加入しているから安心」と考えていても、実際に病気にかかったり事故にあったりといった状況になった時、不幸なことにあてが外れてしまったケースは少なくありません。

この記事では、本当に今の契約内容で万一住宅ローンの返済に困った時のための補償がカバーできるのかのチェックポイントを中心にご説明します。

団信の補償内容だけで大丈夫?

■団信がカバーする補償範囲は死亡または所定の高度障害状態だけ!

団信とは、契約者が死亡または所定の高度障害状態になったと診断されたとき、住宅ローン利用者に代わって金融機関に住宅ローンを完済する、という仕組みです。ローン契約先が銀行の場合は、団信加入にかかる費用は金利に含まれていますが、フラット35の場合は任意加入となっています。

問題は、死亡または所定の高度障害状態ではないけれど、病気など何らかの事情で長期間に渡って働くことが出来ない状態になってしまったときです。条件に該当しないため、住宅ローンが免除されることはありません。

■所定の高度障害状態以外の状況であっても「補償範囲」と判断されるのは?

所定の高度障害状態に該当するケースではないけれど働くことが出来ず収入を得られない、というケースに対し、補償でカバーできるのが「就業不能保険」「所得補償保険」になります。

■「就業不能保険」「所得補償保険」とは?

その名の通り、病気やケガのために働けなくなり収入を得られなくなった場合に保険金が支払われるという心強いものです。 病気やけがのため病院に60日以上入院して初めて支払われる団信とは異なり、長期間自宅療養ケースも支払い対象になっています。

ただし、給付条件は、ただ「働けない状態」だから、というものではありません。重い心臓疾患などの病気により絶対安静が必要な場合や、脳梗塞による身体麻痺など重い障害を負った場合を想定した、病気やケガで入院または医師の指示で在宅療養を行っている場合と6カ月以上は全く就業できる見込みがないと医師判断した場合のみに適用されます。最近社会問題になっている「うつ」のような精神性疾患も対象外になっています。

「三大疾病保険」「八大疾病保険」だけで大丈夫?

■「三大疾病」「八大疾病」への補償とは?

住宅ローン契約時に疾病保証付き保険に同時加入する方は多くなりました。

三大疾病とは「がん」「急性心筋梗塞「脳卒中」といった病気を指しており、従来はこの3つの病気をカバーする補償内容が多かったのですが、現在ではさらに八大疾病として、三大疾病に加えて「高血圧」「糖尿病」「慢性腎不全」「肝硬変」「慢性膵炎」とカバーする病気の種類を増やしたタイプが一般的になってきました。

これらの疾病にかかり、支払要件となる「所定の状態」となった場合、住宅ローンの返済が免除されるという補償内容になっています。

■現実は厳しい!支払要件に要注意!

カバーする疾病種類が増えたことで、一見補償内容が充実したように思えます。しかし、無料で補償が増加するわけではなく、その分だけ料額が高くなることを忘れてはいけません。また、この保険料が上乗せされた金利が住宅ローン契約における実質金利となります。そのため途中解約することはできないことも覚えておきましょう。

「働けない」のに「条件を満たさず給付金がもらえいない」状況になったら速やかに担当者に相談を!

収入の柱である世帯主が病気やけがなどで退職を余儀なくされたにもかかわらず、条件を満たすことが出来ずに保険金が一切下りなかったという八方ふさがりの状況下でも絶望するのはまだ早すぎます!なるべく早く金融機関の担当者に住宅ローン返済について相談してみましょう。

そして、住宅ローン返済額を一時的に減額することや一時的に利息のみを返済することなどの措置が可能かを検討してもらいましょう。一時的に住宅ローン返済額を減額してもらうことで、その間に配偶者が職を見つけることが出来るかもしれませんし、経済的な援助を受けられる可能性もあります。

また、同時に住宅ローン返済期間の延長についても検討してもらうことをおすすめします。金利分の負担は高くなりますが毎月の返済額は減らせます。

備えあれば患いなし!今一度保険内容を見直そう

いかがでしたか?

考えたくないことですが、世帯主にもしものことが起きる可能背は常にあり、住宅ローンの返済が困難になる状況になることもあり得ます。

そして人ひとりが病気やケガに倒れる、ということはそれだけで病院その他さまざまなコストが発生し家計はひとたまりもありません。それなのに収入が途絶えてしまったら、と想像しただけでも重苦しい気分になってしまいますね。

備えあれば患いなし!考えられるリスクについて手を打つことが出来るのは、健康な今しかできないことですよ!

ぜひこの機会に病気になった場合を想定して必要な補償内容がカバーできているかを見直してみてくださいね。

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