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住宅ローンの返済条件を変更したい時にどの範囲まで認められる?

何十年も続く住宅ローンの返済期間は、融資を受ける多くの人々にとって、ライフスタイルが目まぐるしく変わる時期と重なるものです。例えば子供たちの進学にかかる費用や、両親の介護費用、家族の病気療養費用など、家計を大きく軌道修正しなければいけない時期も起こりえます。融資がスタートした当初は楽々返済できると考えていた月々の返済が、想像していた以上に重くのしかかることもあるでしょう。

また、史上最低金利をマークした時期に返済をスタートした場合、徐々に金利が上がる局面下では、今のうちに固定金利に切り替えておきたいと考えるなど、金利方式の変更を希望する時期もあるかもしれません。

このように、返済がスタートした当初と異なる返済条件に変更することを「返済条件変更」と呼び、各金融機関によって対応範囲は様々です。

また、手続き内容によっては、手数料がかかる条件変更もありますが、オンラインで手続きを行うことで無料になる手続きもあるので金融機関に問い合わせてみましょう。

この記事では、希望する人が多い返済条件変更パターンと、必要な手順などについて調べてみました。

「月々の返済が苦しいから…」返済額を変更する

■返済金額を減額する

当初予定していなかった家族の病気や事故などのよんどころない事情から、月々の住宅ローン返済額を下げたいという場合は、返済額を減額します。どうしても返済期間が延長されることになりますが、後日家計に余裕ができたときに「繰り上げ返済(返済期限繰上)」によってまた元の返済期限と同じ返済期間にセットし直すことも可能です。

■返済期間を延長する

返済期間を延長することで月々、ボーナスの返済額を減らすことが出来ます。多くの金融機関では最長15年をめどに延長できることが多くなっています。

「他の引き落としと重なるから…」返済期日を変更する

■月々の返済期日変更

クレジットカードの引き落としや、子供の習い事や塾の月謝の引き落としが重なる場合、それより前の日に住宅ローン支払いをセットできるので残高不足の失敗がなく安心です。

■ボーナス払いの返済月変更

ボーナスが支給された月に、住宅ローンのボーナス払い返済をセットしなければいけない決まりはありません。他のボーナス払いの支払期日からずらしてセットするとよいでしょう。

■月払い・ボーナス払い併用から月払いのみに変更

ボーナス払いをやめて、毎月の返済だけに変更することで、ほかの支払いにボーナスを充当することが出来ます。

「一時的に返済額を低くしたい…」元金返済を停止する

どうしても、月々の返済が難しくなってきたときには、ローン残債の元金部分の返済を一時的に停止する方法があります。つまり、残債に発生する利息部分のみを返済していく方法です。

しかしこの方法を選択すると、元金の減りがゼロになることになります。そのため多くの金融機関では最長3年程度の比較的短期間での対応にとどめています。

「早く元金の返済を終えたい…」金利や返済方式変更する・繰り上げ返済を行う

■金利タイプの変更

史上最低金利、マイナス金利という超低金利局面から、必ず今後上昇することは間違いのない所でしょう。そこで今の低金利のうちに金利タイプを変更したい人が増えました。

そこで気をつけたいのが一定期間固定特約タイプです。固定期間終了後は基準金利からの引き下げ幅すなわち金利優遇幅が小さくなる分、金利は高くなってしまうのです。また、期間終了後の金利の上げ幅に、変動金利のような「1.25倍まで」というルールは適用されません。

■繰り上げ返済

返済期間を短縮する「返済期限繰上」方式は、総支払額に占める利息分を減らすことが出来ます。ただしまた元の返済期間に戻すことはできないことが原則です。もう一度返済期間の延長はできないことを覚えておきましょう。

また、返済期間は変更せずに返済額を減らす「返済額再計算」方式も選べます。

■期限前完済

住宅ローン返済期間が終了する前に、全ての残債を完済することができます。多くの金融機関ではインターネット手続きを踏んでも手数料がかかりますが、1~2万円程度で済むことがほとんどです。

返済条件変更の検討余地あり!返済を滞らせないことが何より重要!

いかがでしたか?

暮らしの基盤となるマイホームを支える住宅ローン返済は、返済そのものを遅延することや、もちろん延滞するような事態は絶対に避けなければいけません。どうしても返済が無理に思える場合にはなるべく早く金融機関の担当者に相談してみましょう。

きちんと節約しながら滞りない住宅ローン返済を心掛けていても、それが難しい状況になることは起こりうることであり、経験豊富な担当者のアドバイスしてもらうことをおすすめします。銀行側としても融資した住宅ローンが貸し倒れになることは避けたい事態なので、親身になってもらえるはず。

返済条件変更という手段があることを覚えておいて、ベストを尽くしたいですね!

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