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高齢者向け住宅ローン審査の救世主!「親子ローン」返済

低金利、低コストを強みに魅力的なコマーシャルを展開するネット銀行をはじめ、いまだかつてないほどに住宅ローン取扱金融機関は増えてきました。また、直接金融機関担当者との面談がないまま融資がスタートするケースもよくあります。

しかし、その一方有利な条件に見えるネット銀行は、住宅ローン審査が厳しくなる傾向があります。特に派遣社員や契約社員といった非正規と呼ばれる雇用形態の人達は、なかなか住宅ローン融資契約が難しいというのが現状です。

また、若いうちはずっと賃貸住宅に暮らしていたけれど、老後を控え賃貸契約の更新が難しくなることを懸念し、一念発起してマイホーム購入に踏み切っても、ローン返済期間にもよりますが、年齢が高い分ローン審査に通らないことが多々あります。また、会社を退職して契約社員などの非正規雇用の立場だと前述の通りさらに審査条件が難しくなります。

そこで注目されているのが親子ローン返済という返済方法です。

親は年齢がネック、子は収入がネックとなって、住宅ローン審査が通らないけれど、どうしても親世帯の住居を確保したい!という場合にローン審査が通過できる可能性が高くなる方法です。

一見良い話ばかりに思えますが、長期間にわたる住宅ローン返済期間中のなかで、発生しうる事態の対処の方法を知っておく必要があります。

この記事では、返済期間中に予想される問題の対処方法について調べてみました。

そもそもどんな仕組みの住宅ローン返済方式なの?

■親子ローン返済のしくみ

これまで各金融機関は、住宅ローンの返済完了時の年齢を、大体75歳~80歳までであることを前提として、住宅ローン融資の是非を決定しています。そのため70歳を過ぎてから住宅ローンを申し込もうと思っても、受け付けすらしてもらえないことが普通でした。

しかし、定期収入のある子が「後継者(つまり連帯保証人や連帯債務者)」として、親と一緒にローン返済を担うことで、ローン申し込みが可能になります。ローン申し込み者の年齢にかかわらず、申込時の子の年齢を基準として借入期間を選ぶことが出来るようになるのです。

返済パターンには「親子リレー返済」「親子ペアローン返済」の二種類があります。

■前半は親、後半は子供が返済する

「親子リレー返済」とは、返済期間の前半は、住宅ローンを契約した「親」が返済し、次に「子」が残りを返済することができるものをと言います。最初は親が住宅ローンを返済して途中で子どもが返済を引き継ぐというものです。メリットは、借入金を増やせローン審査が長くなることです。

ゆくゆくは親の暮らす住宅に引っ越すことが前提の親子にぴったりの返済方法です。

■親と子が手分けして返済する

「親子ペアローン返済」とは、親と子がそれぞれ別に融資を受け、合算して一軒のマイホームを購入する方法です。親と子そ住宅ローン契約者となってそれぞれのローンの返済をするという点が、「親子リレー返済」と異なる部分です。

返済にまつわる疑問:住宅ローン控除を受けたい場合の確定申告はどうなる?

■「親子リレー返済」の場合

住宅ローン控除の条件は、住宅のある納税エリアに住民票があることが条件です。控除額の「ローン残高1%」分を持分で分けるとよいでしょう。ただし、その住宅に居住していないなら控除の対象外となります。

■「親子ペアローン返済」の場合

連帯債務での住宅ローン契約の場合は、控除額の「ローン残高1%」分を借入の割合に応じて分けるとよいでしょう。

返済にまつわる疑問:どちらかが死亡したらどうなる?

■「親子リレー返済」の場合

親が死んでも、返済はそのまま継続されます。なぜなら団信加入は子になっているため、親の死亡はローン返済に全く影響しません。返済連帯債務者である子が返済を引き継ぐことになります。ただし、「フラット35」の場合は親でも可となっています。

■「親子ペアローン返済」の場合

たいていの場合、親、子それぞれ、融資金額の1/2ずつ団信加入が原則です。つまり、死亡した人の契約した住宅ローンが団信によって支払いを免除されることになります。生存している人の契約した住宅ローンはそのまま継続されます。

返済にまつわる疑問:借り換え時はどうする?

■「親子リレー返済」の場合

金融機関によって異なります。まだ取り扱いがスタートしたばかりの段階では、借り換えそのものが難しいというところが現状です。ローン契約申し込み前に確認が必要です。

■「親子ペアローン返済」の場合

金融機関によって異なりますが、借り換えを検討してもらえる余地はあります。

親子リレー返済でも早期完済を目標に!

いかがでしたか?

住宅ローンを取り扱う金融機関が増えただけでなく、その返済にも様々な方法が提案されています。

「非正規雇用だから絶対ローン審査は通らない」「70歳を過ぎてから住宅ローン申し込みなんて無理な相談」とあきらめず、可能な方法がないか調べてみてくださいね。

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