住宅ローンのシュミレーションではどのようなことができるのでしょうか。もちろん運営しているサイトによってその機能は違いますが、総じての特徴を説明していきます。

将来の返済計画をたててくれる

まず鉄板なのが、将来の返済計画を瞬時に示してくれる機能です。最初にあなたが借りようとしている金額を入力。そして何年計画のローンにするか、ボーナス月にどれくらい返すのかを選び、最後に金利方式を選択するという仕組みです。その後、査定のボタンを押すと返済計画の見本が出てきます。

各社条件の入力項目が少し違ったりしてきますが、基本的には相違はありません。

この機能の良いところは金利を何通りにも想定して比較できるところです。住宅ローンを考える際に重要なポイントとなってくるのが金利。変動金利か固定金利か、また固定金利でも何年の固定金利かで大きく返済計画が変わることもあります。

この機能を使えばぴったり正確な数値は難しいですが、金利方式に応じたある程度の返済計画を知ることができるのです。

様々な条件から調べることができる

上記のように一度に条件を入力し、シュミレーションをしてくれる機能もありますが、月々の返済計画から借り入れ可能額を調べることや、現在の年収から借入可能額を調べるような機能もあります。こちら利用して月々の限度額などを設定すると、最適な借入額を提示してくれるのです。

まだ物件を決めていない方は、この借入額に従って不動産を探すというのも一つの手と言えます。金銭的な制約が多い家庭はこの機能のほうが向いていると言えるでしょう。

借入希望額を入力して返済計画のプランを立ててもらう、自分の金銭的条件を入力して最適の借入額を提示してもらう、主にこの2つの機能が住宅ローンのシュミレーションには備わっています。

住宅ローンのシュミレーションサービスは様々な金融機関又は不動産サービスが運営しています。そのため、たくさんありすぎてどれを使えばいいのか迷ってしまう方もいらっしゃると思います。そんな方のためにおすすめのサイトを紹介していきたいと思います。

みずほ銀行のシュミレーションの特徴的な機能

まずは大手のメガバンクであるみずほ銀行の住宅ローンシュミレーションをご紹介します。みずほ銀行は最初に希望借入額を入力。そしてボーナス月の返済額やローンの年数、金利方式を入力して査定を行います。

その後、返済計画が見られるという一見普通の形ですがある特徴的な機能が備わっています。それは、自分の誕生日や家族の方の誕生日を入力することで自分が、家族が何歳の時にどれくらいのローンが残っているのかが一目でわかる機能がついているのです。

住宅ローンを組む際に子どもの将来を心配される方も多いと思います。そういった方にとっては非常に有益なサービスとなるでしょう。

自分の年齢に応じたローン残高も表示できるので自分の将来が想像しやすいのもポイントの1つです。

評判の高いフラット35のシュミレーション

住宅ローンを専門に扱う金融機関であるフラット35のの評判も高いです。フラット35の通常のシュミレーションはみずほ銀行とは違います。

こちらは、借入金額から毎月の返済額を調べたり、現在の年収から借入可能額を調べたりできる機能が備わっています。加えて毎月の返済希望額から借入可能額を調べることもできます。

フラット35のシュミレーションの特徴は住宅ローンだけでなく資金計画シュミレーションを行える点にあります。資金計画というのは住宅ローンだけでなく教育資金や生活資金、老後の資金まで考えて立てなければなりません。

そこでフラット35ではこれらの要素を加えた資金計画のプランを提示してくれます。これらの資金を考慮した計画を立てることであなたの本当の資金計画ができあがり、あなたのライフプランに沿ってお金を動かすことが可能となるのです。

住宅ローンを組む際には今のお金だけに目が行きがちですが、将来必要になる資金を念頭に計画をたてることができる機能なのでとてもおすすめです。

住宅ローンシュミレーションは条件さえ入力すれば瞬時に回答を出してくれます。ある程度の目安を知るためにとても大切な機能です。

ぜひとも有効活用して自分に合った住宅ローンを組んでください。