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住宅ローンとその金利について徹底解説

住宅ローンとは

住宅ローンとは、住宅を購入するときに必要となるローン商品のことです。ローンは英単語の"loan"のことであり、その意味は「借りる」です。日本のサラリーマンの平均年収を400万円とし、家の価格を4000万円としましょう。もし、住宅ローンの仕組みがなければ、現金で購入することになります。400万円のうち、頑張って100万円を貯金したとしても40年かかるので、22歳で就職したら64歳までお金が貯まらないことになります。しかし現実には30代でも家を購入している方は多いです。これは、現金で一括購入しているわけではなく、住宅ローンとしてお金を借りて、そのお金で家を購入しているのです。お金を借りた場合には利子を付けて返さなければなりませんから、毎年利子を加えた返済額を返すという事になっています。

住宅金利について

次に、借りたお金を返すときに加える利子についてです。

固定金利タイプ

全期間固定金利

固定金利は、その名の通り金利が固定で動きません。最初に借りたときに定められた金利から変動することがないのです。常に決まった割合の金利がかかるため、将来設計はしやすいです。しかし、その金利は一般的に変動金利タイプのそれよりは高めに設定されているので、多少払う額が多くなっても毎月の支払額が明確であるほうが良いと考える人におすすめの形です。

変動金利タイプ

変動金利タイプは大きく2つのタイプに更に分かれます。それは固定金利選択型と変動金利型の2つです。

固定金利選択型

これは固定金利と変動金利のハイブリットで、一定期間固定金利ののち変動金利になるタイプです。一定期間がどのくらいかは選択可能で、その期間が過ぎると変動金利に変わります。そのため、子どもが大きくなるまでの20年間は将来設計のため固定金利にして、その後は変動金利にする、といった融通が効きやすいです。しかし、このプランのデメリットとして、後述する変動金利型の1.25倍ルールがありませんので、金利が急激に高くなったときに支払いの額もそれに伴って高くなってしまいます。

変動金利型

これは完全に金利が固定ではないタイプです。そのため、金利が上がれば利息が増えて、金利が下がれば利息が減ります。将来の金利の上下動を予測して、下がると予想するならば、変動金利によってお得に住宅ローンを組むことができます。また、変動金利はリスクがあるので、そもそもの金利が低く抑えられています。この仕組みはリスクプレミアムという考えに基づいており、リスクを取る分、リターンを大きくしています。変動金利型の場合、5年ルールと1.25倍ルールというものがあり、返済額が5年間は変わらず、その後の額も元の返済額の1.25倍までにしかなりません。

金利の決まり方

固定金利は長期金利によって決まります。日本国債の利回りが上下動の基準になっています。日本国債とは、日本という国が借金をする手段としての債権のことです。 日本国債は市場で売買されていますので、大人の方であれば多くの方が買うことができます。例として、100円分の10年国債を利率1%で買うとします。すると、国は何もせずに100円を調達できます。国はお金を借りているので、利子を払う必要があります。その利子率がこの場合1%ですので、10年間毎年1円ずつ国債の持ち手に払います。そして、償還期限である10年が経ったら、国は100円を返します。以上が国債の簡単な仕組みになります。この国債は市場で取引されており、その需要と供給のバランスによって利率が決まります。ちなみに、現在は日銀によるマイナス金利政策の影響で金利は歴史的な低水準で推移しています。

変動金利は政府によって決められます。これは、政策金利に連動する形になっているので、政府が政策金利を上げると住宅ローンも上がり、下げれば住宅ローンも下がります。

今後の金利

現在は、日銀による低金利政策の影響もあり、基本的に金利は低く抑えられています。出口戦略についての議論はあるものの、未だにマイナス金利の方針からの転換の気配はありませんので、今後も低金利が続くことが予想されます。また、日本という国は世界から安定した国であるという評価をうけているため、日本国債は安全資産とみなされます。そのため、買い手の需要は高く、金利のボラタリティ(変動幅)は小さい傾向が強くあります。実際、株式市場が不安定になると資金が国債市場に流れるということが起きます。株式市場が不安定になる要因としては米中貿易摩擦や北朝鮮のミサイル発射などの政治的な問題が近年は多く見られます。しかし、このような要素を分析するのは専門家でも難しいので、浅はかな知識では予想できないということも理解しておくべきでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

住宅ローンを組むときには、自分に合う金利タイプを選ぶのに、金利についての知識はとても役に立つので、勉強しておいたほうが無難でしょう!

以上は住宅ローンとその金利についての解説でした、最後までお読みいただきありがとうございました。

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