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住宅ローンの金利適用時期に気をつけて!

都市圏での住宅価格の高騰に合わせて住宅ローンの利用者人口が増えてきています。その中で、多くの人が住宅ローンの利用を検討します。しかし、この過程で多くの方が見落としがちなのが金利適用時期です。これの検討をしないと、せっかく返済プランを考えても意味のないものとなり、資金計画が狂ってしまうことになるかもしれません。

そこで、ここでは住宅ローンの金利適用時期についてご説明します。

金利タイプと特徴について

まず、金利適用時期について理解するために2つの住宅ローンの金利タイプについてご説明します。大きく分けて変動金利、固定金利があります。

「住宅金融支援機構資料」によると、約50.4%の住宅ローン利用者が変動金利を、49.6%の方が固定金利を利用しており、どちらも利用者が同数なっていることがわかります。

それぞれの特徴について説明します。マイナス金利が導入されてから住宅ローン金利は未だに低金利で推移しており、金利タイプの選択は困難です。そこで、どちらを選択するべきか特徴とあわせてご説明します。

変動金利は返済途中に金利が半年ごとに見直される住宅ローンです。一般的には金利タイプの中で一番価格が低く設定されています。金利は半年ごとに変わるわけではなく、多くの場合5年ごとに変更が行われます。5年に1度の更新だと、返済額アップに備えた資金繰りが出来るようになります。

また、金利の見直し後、前回の125%までしか返済額があがらないというルールが存在し、仮に毎月10万円だった場合には、どれだけ金利が上昇していても5年後の返済額の上限は12万5000円となります。この変動金利は固定金利よりも金利が低めに設定されていて、今後金利が上昇しなければずっと低金利を維持できますが、将来金利が上昇するリスクがあること、返済が苦しくなる可能性もあります。

よって、夫婦共働きなど資金に余裕がある場合には変動金利を利用することをおすすめします。万が一金利が上昇しても繰り上げ返済できれば借入額を減らすことができ、金利の上昇にもそこまで困ることなく対応することができます。

また、固定金利は変動金利と違って借り入れたときからあらかじめ決められた期間に金利が固定できるローンです。固定金利期間中は、市場での金利水準がどれだけ上昇しても金利は見直されないため返済額は変わりません

金利が固定されており、安心感がありますが変動金利より金利が高めに設定されており、今後低金利で推移すれば返済額が変動金利よりも多めになってしまうのがデメリットです。

金利適用時期とは?

住宅ローンを考えるにあたって、見落としがちなポイントが金利適用時期です。適用される金利がいつの時点のものかを表すのが金利適用時期です。場合によって金利適用時期が異なるので、金利プランが変動か固定か、返済期間を何年にするかなどの方針を決めていても、金利適用時期を考慮しないと資金計画が狂ってしまいます

ほとんどの住宅ローン利用者の方々は金利をチェックすると思いますが、その金利が適用される時期を曖昧に認識していると、その金利の変動に戸惑ってしまいます。

金利は市場動向からの影響を大きく受け、特に、金利が上昇傾向にある時期は申込時より実際の融資実行時のほうが高い金利になる可能性が高いので、申込後の金利変動も確認しておくとより不安なく住宅ローンを利用できます。

これ以降に住宅ローン種類別の金利適用時期についてご紹介します。

それぞれの適用時期について

あくまで一般的な話ですが、民間ローンであれば変動金利であっても固定金利であっても実行時点となります。一方で、公的ローンに関しては、フラット35は実行時点、財形住宅融資は申し込み時点となります。

次に、金利は何に大きく影響されるのかご説明します。まず、前述の通り、変動金利と固定金利の2つで大きく変わります。例えば、一般的な変動金利や10年未満の固定金利選択型は「短期プライムレート」に代表される短期金利に左右されます。その短期金利に金融機関の信用度、利益などに応じた金利を上乗せされ決定します。

一方で、10年以上の固定金利選択型や長期固定金利は長期金利に決定づけられます。

以上より、金利の先行きを判断する上で、景気の動向・物価の見通し・金融政策に注意をしてください。これらの外生的要因、そして自分の返済能力、返済プランなどの内生的要因によってどのような返済が適しているかが異なっています。もちろん、先行きなど不確実な事項も存在しますが、それらの項目を考慮することでより無理ない返済プランを描きやすくなります。

これからの社会で何が起こるかわからない中、ただやみくもに返済できる金額を返しているだけではご自身の金融リテラシーも向上しません

金利適用時期も、多くの人からすると「どうせ金利がかかるタイミングが変わるだけ」と捉えがちかもしれません。しかし、返済プランによってはこれが大きな影響を与えることを認識した上で住宅ローンなどの利用を検討しましょう。

まとめ

上記に書いてきたように、住宅ローンの金利適用時期に関して理解しておくことが同ローンを上手に利用する上で大切になります。正しい知識を持ち、適切に住宅ローンを利用できるようにしましょう!

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