フラット35は全国300以上の金融機関と住宅金融支援機構が提携している住宅ローンです。

独自で金利を調整する金融機関と違い、フラット35の金利は「長期固定」というところが特徴的です。

金利が上昇するのを回避したいなら、フラット35のような「長期固定金利」の住宅ローンがおすすめです。

この「長期固定金利」は返済の「全期間」で契約当初に決めた金利で返済するので、今後金利が上がったとしても返済に影響がありません。

フラット35の特徴

上で紹介したように『フラット35』とは、民間金融機関と公的ローンの中間のような存在で、民間の住宅ローンと比べて「長期固定金利」で返済できるという特徴の以外、民間の金融機関より審査に通りやすいという特徴もあります。

また、返済手数料と保証料が無料になっているフラット35住宅ローンもあるので、初めて住宅ローンを申請する方に人気が高いです。

フラット35はほとんどの金融機関が取り扱っているので、条件を満たしていれば誰でもフラット35の住宅ローンを利用することができます。

フラット35の利用条件

フラット35の利用条件は主に年齢、国籍、年収三つに分けます。

先ずは年齢ですが、申し込み時点で満70歳未満になっています。

もし親子リレー返済をご利用の場合は、満70歳以上の方もお申込みいただけます。

フラット35は基本日本の国籍の方に提供するんですが、永住許可を受けている方または特別永住者の方も申請可能です。

ここで注意すべきことは、住宅ローンを申請後「永住者」または「特別永住者」の資格がなかったことが判明した場合は、借入金を一括して返済しなければいけないです。

固定金利なのでずっと安心

やはり金利が固定になっているのがフラット35の特徴でもあり、一番大きいメリットです。

金利が固定になっているので、借入時に全体の返済額が決まっていることで返済計画を立てるのが可能です。

また、経済変化に左右出来ず、市中金利が上昇しても返済額は変わらないので、返済負担が増えことはありません。

手数料と保証料が無料

民間金融機関では必須ともいえる住宅ローンの保証料ですが、フラット35ではいらないです。

つまり不必要な初期費用を抑えることができます。

また、返済期間中繰り上げ返済時の手数料も無料なので、普段100万円以上必要となる諸費用を抑えることができます

とはいえ、フラット35はメリットだけではありません。

下記ではフラット35のデメリットについて説明します。

金利が固定されているため、変動金利より高い

市中金利が上昇しても金利が固定であるため、返済額の負担が増えないメリットの一方で、市中金利が下がっても決められた返済額になるため、変動金利より高くお支払いする可能性もあります。

物件によって審査に落ちる可能性もある

また、フラット35を利用するための審査条件に収入条件だけでなく、物件条件も満たされなければいけません。

そして、物件を審査するのに費用が別途発生します。

それでは沢山あるフラット35の中で厳選したおすすめのフラット35をご紹介します。

楽天銀行のフラット35

楽天銀行のフラット35の特徴は金利の安さと収支手数の低さにあります。

また楽天銀行口座を返済口座に指定すると、楽天スーパーポイントの獲得倍数や収支手数料の優遇など、さらにお得のキャンペーンがあるため利用者から高い評価を得ています。

ARUHIのフラット35

ARUHIのフラット35の特徴はまず圧倒的なシェア率ですね、NO.1のシェアを確保しているため信頼を頂いています。

また規定中最低水準の金利を実現しています。

その他全国150の店舗を持っているため、WEBでの申請が不安の方々は店舗での直接相談が可能になります。

イオン銀行のフラット35

イオン銀行のフラット35は規定中最低水準金利で提供しています。

またイオンスーパーマーケットのネームバリューを活かし、スーパーなど商業施設のご利用者がイオン銀行のフラット35を利用中の場合、買い物がさらに安くすることで沢山の支持を得ています。

上記でご紹介したように、フラット35は沢山のメリットを持っていますがデメリットもあります。

すべての方々におすすめできる訳ではありません。

沢山の住宅ローンを検討、比較してご事情に最適な住宅ローンをお選びすることが重要です。

沢山の比較サイトや住宅ローンについての紹介、解析をご確認頂き、一番合う住宅ローンをお選びください。